宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

2010名護市長選

新生・名護市へ捧ぐ

名護市長選挙の結果を受けてなお、「ゼロベース」などという用語を繰り返し、政府は「辺野古」を手放さない。これまでの地元(行政的には名護市という基礎自治体)受入れという新基地建設の実現可能性の根幹が変わったのに、旧来のプランを残すことに固執す…

ありがとう

まだ投票箱は開いてもいないが、マスコミ各社が競って稲嶺ススム当確を打っています。間違いないだろうと信頼し、今日一日の緊張を解きます。 名護市民のみなさん。おめでとうございます。みなさんの一票一票が切り拓いた、新しい「まちづくり」へのスタート…

新しい朝

最終確定(選管速報より) 当日有権者総数 44,896人 投票者総数 34,553人 (+期日前投票者数14,239+不在者投票数275+当日投票所投票数20,039) 投票率 76.96% (+期日前投票31.72+不在者投票数0.61+当日投票所投票数44.63) 開票速報は午後10時ごろか…

名護市民だけが混乱に終止符を打てる

いよいよ明日、名護市長選挙は投開票日を迎える。各陣営の街頭での選挙運動も数時間後には終わる。 1997年の市民投票に参画した縁で、基地建設問題に真摯に向き合い続け人生を大きく変えてしまった私にとっては、重大な関心を寄せざる得ない選挙でした。

六諭衍義―1997/2010【追記あり】

1997年12月24日は遠くなりにけり。しかして我々はすべてを忘却の闇に捨て置きたるにあらず。過去は死なず、現在を根源から問うべく現在に息づいている。 我々の苦悩は、困窮は、諍いは、あの日にはじまった。 市民投票の結果を踏みにじり、当時の比…

比嘉鉄也氏の「逆風張帆」の戦い

私たちは思う。たかだか人口6万の名護市の市長選挙で、在沖海兵隊の新基地建設問題が問われることの不条理を。政府民主党は選挙時の公約に従い県外移設を早く決定すべきだ。現行案を残した「見直し」というのは、現行案に舞い戻る可能性を高く残している。…

比嘉鉄也氏は言う基地問題は我々に「白紙委任せよ」

名護市では土建業者を中心に不在者投票への大量動員が行なわれているらしい。もちろん対抗する陣営では監視体制がつくられ、不正を抑止・牽制もしている。市民投票以来、おなじみの光景。名護市の基地誘致勢力はタガが外れている。 夜中に名護市長選挙のこと…

名護市長選挙の世論調査結果に思う

今日、各新聞社がいっせいに市長選挙に関する世論調査結果を報じた。 「稲嶺氏やや先行 島袋氏猛追」(琉球新報) 「稲嶺・島袋氏 激しく競る」(沖縄タイムス) 読売新聞も「稲嶺氏先行」で報じている。タイムスと共同で調査を実施した朝日新聞も。各社の調…

振興を得るためにも、引き受けるべきは「基地」ではない

1997年12月21日を忘れたことはない。起点であり終点となるべき、私にとって名護のまちづくりの基点である。 経済振興を渇望する気持ちを制して、名護市民は基地建設反対の意思を明確にしたが、それを踏みにじり比嘉鉄也氏が首相官邸で基地受入れと市長辞…

名護市長選挙におもう【追記あり】

いよいよ今日、名護市長選挙が告示される。一週間は応援に名護に行こうかと思っていたが、仕事のやりくりがうまくいかず名護行きはあきらめなければならない。 新基地建設に反対する立場からは、稲嶺進新市長の誕生を願うしかない。いろいろ言いたい文句もあ…

争点 辺野古移設 1・24名護市長選(下)

連載の最後。政府や県の動向に言及している。 「政府与党幹部」とか「県幹部」とかの発言が括弧に括られて出てくるけど、毎度のことながら「誰ぢゃそれは」と思ってしまう。この手の発言には受け手の側のリテラシーが問われる。

争点 辺野古移設 1・24名護市長選(上)

昨日から琉球新報二面で名護市長選に関する囲み記事がはじまった。『争点 辺野古移設 1・24名護市長選』と大きくタイトル。「上」とあり、今日は「中」になってたので三回のまとめものだろう。 ウェブ上にはアップされていなかったので、スクラップした画…

「基地返還計画 軍事から経済発展の拠点に」

「基地返還計画 軍事から経済発展の拠点に」は、2010年1月11日付けの琉球新報社説のタイトル。私は概ね、この社説の主張を支持するが、少し異論というか別の角度からみえる風景もある。そのことについてメモしておく。http://ryukyushimpo.jp/news/stor…

スケアクロウ

先月の「名護会議」以来だが、所用を済ませるため名護に行ってきた。市会議員時代の戦友である先輩たちにもあって旧交を温めた。酒が入って、友人や気心の知れた後輩に噛み付いて嫌な思いもさせた。私のなかに餓鬼がいる。風邪が酷くなった。 久しぶりの名護…

誘致派の誕生(3―3)【追記あり】

1997年の市民投票以来、新基地建設への反対と条件付賛成派に二分され、選挙のたびに名護市民は戦ってきた。「過去3度の市長選で民意は出た」と島袋ヨシカズ市長はいうが、沿岸案反対で当選したにも関わらず、同じ場所で拡大したV字合意が「民意」とい…

誘致派の誕生(3―2)

「逆格差論」から180度転換する比嘉鉄也市政は、1997年に比嘉氏が市民投票の結果とは真逆の表明を行いセルフリコールするまで三期11年間続いた。 この間に、計画された開発事業は第三セクター方式で始まった三共リゾート開発をはじめ、名護湾を活用し…

誘致派の誕生(3―1)

1972年、沖縄の施政権は米国から日本国へ返還された。沖縄の各自治体は地方自治法の枠内に入り、それぞれ「総合計画」づくりに着手する。1970年に一町四村が合併して市制施行したばかりの名護市も同様である。 1973年6月に市議会の議決を経て確…

2010謹賀新年[追記あり]

つまらん「後継」争いなど、酒を飲みながら小ばかにしてるだろう

我が家は琉球新報を購読しているので、日頃はネットでしか沖縄タイムスを読むことはない。友人からメールで12月27日のタイムス社会面が名護市の特集をしていることを知らされた。タイトルは『岸本前市長 移設受入れ表明10年』である。ネットでも一部は読める…

笑止、骨の髄まで基地誘致派でしかないヨシカズ名護市長が市民党

2002年1月22日午後9時46分。岸本建男前市長と初当選した島袋吉和が握手していたとき、私は市内某所で泣いていた。建男さんはこの基地建設問題に殺されたようなものだ。あの選挙で基地問題を終わらせたいと私は建男さんの対岸で必死だったが、人々の思惑が…

お知らせ:26日はシュワブ前でピースキャンドル

あさって、26日に名護市辺野古/キャンプシュワブの前でピースキャンドルが行なわれます。友人から素敵なチラシの画像が送られてきました。 新聞紙面でも紹介されているので、詳しくは下記をごらんください。 [E:clip]「基地反対」思いともして シュワブ前ゲ…

名護市長選挙で問われているのは、島袋吉和氏の「合意」である

おそらく、名護市長選挙で現職が当選しない限り、名護市辺野古への新基地建設は消えたといってもいいのだろう。(米国は簡単には諦めない。私の願望が判断を誤らせている可能性大。)1996年のSACO合意から13年、市民投票から12年が過ぎた。思えば、1997…

名護市長選告示まで1ヵ月 基地誘引現職市長の発言

今朝の琉球新報朝刊に名護市長選挙の予定候補者二人の発言が出ていた。ウェブに載らないかもと思い切り抜きしたが、さきほどみたらネット上にあったので紹介しておく。[E:clip]名護市長選告示まで1ヵ月 立候補予定者に聞く(琉球新報2009.1217)突っ込みど…

On the Problem of Construction of a New Base in Nago City and the Citizens’ Response as Shown in Elections

【Note】The Nago Plebiscite of 1997 decided against construction of a new base. However, under pressure from the government pushing for construction of a new base, a city government and mayor favoring “conditional acceptance” were elected …

憤怒の河を渡る

怒ってる。とても、悲しくて、とても切なくて、とても怒ってる。 下記は昨日今日の私の“はてなブックマーク”[E:sharp]「県外移転で気持ち一つに」 05年当時岡田外相、あの言葉は今いずこ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース nagonagu 政権についた途…

オバマ対鳩山・2009沖縄をめぐる闘い/ガヴァン・マコーマック

11日のエントリで【追記】してお知らせしていた、琉球新報(2009年11月11日朝刊21面)掲載のガヴァン・マコーマック氏の原稿です。新報のウェブ版にはないので、紙面からテキスト化したデータをここに置きます。プロフィールも新報掲載のものです。 GAVA…

速報・名護市長が、基地誘致否定の弁明記者会見【追記あり】

【追記】名護市発行の公式な文書を確認して、タイトルが不適切だったと思い直し、「県外移設容認の記者会見」から「基地誘致否定の弁明記者会見」へと変更した。(11.13.09:19) 名護市長がお昼前に市役所で記者会見した。[E:clip]名護市長、普天間県外移設…

名護市の「自治」回復への道。--The Lord of the Autonomy

今朝の琉球新報朝刊三面に、左画像の記事が出ていた。名護市長選における二人の新人予定候補の関係者間では、新基地建設問題という大きなイシューを前にして、大同団結への努力が続けられている。心より敬意を表する。 記事から予定候補両者の言い分を抜き出…

週刊金曜日死す。名護市長選についてトンデモ陰謀論ルポ。

一昨日の「県民大会」に参加したみなさんはご苦労様でした。全国で連帯する行動をなされた方々もお疲れ様です。なんど集えばと思いもするが、なんどでも立ち上がらなければと思います。 ところで、名護市の大西さんのブログ「宝の海」で知ったのだが、最新(…

市民投票と市長選挙と名護市で

新聞記事の中の住民や政治家の言葉、事実の一断面の記述、私たちは何気なく読んでいる。名護市長選挙に関する新聞記事のなかには、1997年の市民投票に関するおはなしがよく出てくる。「市民は賛否に二分され、親きょうだいまでいがみ合う姿」(朝日2009年10…