みやぎブログ

演劇・戯れ・政治

2014-01-01から1年間の記事一覧

辺野古新基地建設の海域案内(往路)

「平和丸」に乗船して辺野古海域を案内させていただいてる。辺野古漁港を出て、辺野古崎の先に浮かぶ長島・平島まで行き、戻ってくるコースをとる。時間に余裕のあるときは、船長の判断で大浦湾側まで行き戻ることもある。だいたいこんなことを話していると…

辺野古でのQ&A(2014年9月11日版)

海上行動が天候不順で中止になった朝。辺野古のテント村の前で海を眺めていたら訪問者に質問を受けて、自分の責任の持てる範囲内で応答した。 少し思い出しながら、Facebookにノートしたメモをここにも置いておく。

「辺野古新基地建設」阻止について

「辺野古新基地建設」阻止中毒になっている。寝ても覚めても、どうにか阻止したい、阻止しなければとそのことばかり考えてる。考えてるだけでは心身に悪いので、早朝から友人から借りた車を飛ばし辺野古・大浦湾の海の上に通い続けている。

辺野古海域の方言呼称

辺野古基地建設の反対運動に、私なりに身を投じたいと身辺整理をしてそのための時間をつくったり、やるべきことがらも滞らせるわけにはいかないと調べ物をしたり構想したりしているうちに、ブログを書く時間と気力をみつけきれないでいた。

MCAS SAGA

ほんとうにつまらない思いつきだけの提案で、後先のことをなんにも考えていない。 オスプレイ、佐賀空港使用 辺野古完成まで暫定琉球新報2014年7月23日

旅の途中

15・16日と2ステージあった「非戦を選ぶ演劇人の会」の東京でのピースリーディングに参加してきた。語弊を恐れずにいうが、とても楽しかった。俳優さんたちの集中力は素晴らしい。圧倒的な情報量が、すべて現実現在を問う。あの「場」にいれて私は良かった。

闇を切り裂きヒヤミカチ

昨日の続き、 仲井真県知事の3選を支持する自治体の首長たちの存在については昨日触れた。それ以外の事柄について、二三補足しておく。

仲井真らが招き寄せる闇

できるだけ短く、要点のみを書こうと思う。 沖縄が直面している闇は深い。あまりにも深すぎて、奇妙な明るささえ伴っている。

チムワサワサーする7月

断片的な情報に過剰反応したくないが、なんだかチムワサワサーするのは避けられない。

沖縄/あま世

③沖縄の人々は、復帰時に日本国に無視された「建議書」に基地のない沖縄島への願いを込めた。 ④沖縄の人々は、米軍の支配下で基地のために土地を奪われ、米兵の犯罪や事件事故の犠牲に遭い、人権無視されながら平和憲法の下への復帰を求めた。 ①復帰はなされ…

なんという7月1日—安倍政権、主権者へ同時多発テロ

集団的自衛権行使に関する「閣議決定」は米国の戦略に沿うものであり、日本国は東アジアにおける米国が要求する軍事的な役割分担を積極的主体的に担おうとしている。 安倍政権は一部の大切な支持者であるカルトなネトウヨの支持をつなぎ止めつつ、それらの役…

佐藤学の6月の時評

下記は、本日(6.30)の琉球新報11面に掲載された佐藤学の6月の『時評』である。 新報のWeb版には掲載されていないので、大事な論考であり広く周知される必要性があると思い、勝手にアップする。 ------------- 【時評2014】6月 集団的自衛権行使容認 …

[普天間問題と辺野古住民]

6月25日の毎日新聞東京版に、熊本博之君のインタビュー記事が掲載されていた。熊本君とは、彼が社会学徒として辺野古のフィールドワークに入り始めた頃からの付き合いであり、インタビューしている上野央絵記者は彼女が名護に取材に入り始めた頃、私は名護市…

日本政府の「島嶼防衛」に島嶼住民はいない。

「慰霊の日」の琉球新報社説を読む。 慰霊の日 非核・共生の要石に 戦争と軍の犠牲強要に反対 2014年6月23日琉球新報社説 沖縄戦の教訓 沖縄戦から何を学ぶかは、主体および立ち位置により違うんだろう。戦場となった島の住民は、島を戦場にしてはいけないと…

69年目の「慰霊の日」

今日は「慰霊の日」。 安倍首相が昨年行った、全戦没者追悼式における「あいさつ」については、昨年のブログ記事に書いた。*1 下記は一昨年の野田首相の「あいさつ」に関する私のノート。tumblrに置いてあるが、参照できるようここに転載しておく。 --------…

「戦後国体」を超えて

沖縄の明日は慰霊の日。島が沖縄戦の悼みに包まれる。安倍が式典に出席するらしい。どんな酷いあいさつをするのか、いまから胸が痛い。 下記はFacebookにノートした“「戦後国体」を超えて”という私の雑文。ここに転載し参照できるようにしておく。 ---------…

公明党沖縄県本部にエールを送る

少し私に見えている風景について書いておく。 美しい自然の中に、まったく不調和な建築物があちこちに建っている。あれらの中にはだれかの暮らしがあり、悩みがあり喜びがある。あるものは嘆き苦しみ、あるものはささやかな幸せを手放すまいと不安に震える。…

「基地との共生」への道

仲井眞県知事の三選出馬への準備が着々と進んでいる。*1 今月28日(を軸に日程調整は進んでいるらしい)、県内の保守系首長らが知事激励会開催する。仲井眞さんは進退は明言していないが、報道や諸々からみるかぎり、昨年暮れは入院していたのがウソなぐらい…

岐路に立つ沖縄

沖国大の佐藤学さんと元朝日新聞の佐藤拓と三人でmailのやりとりを数年続けている。数ヶ月に一回は、実際に会って居酒屋あたりでウダウダ四方山を語り合う。基本的に私が貧乏で尚且つヒキコモリなもんだから、いつもお二人には迷惑をかけている。落ち合う居…

西普天間住宅地区の国際医療拠点計画について

詳しく情報を追いかけているわけではないので、これから書くメモは正確さに欠くだろうことと、それゆえ私の推察は大いに的を外すかもしれない。 西普天間住宅地区のことである。 国際医療拠点 キャンプ瑞慶覧(西普天間住宅地区)は来年(2015)3月に返…

「戦争できる日本」へ事態危惧—佐藤学

下記は、琉球新報掲載(3月31日)の佐藤学さんの時評。Web上には出ていないので新聞から書き写しFacebookにノートしていたのだが、重要な指摘なので、ここにも置いておく。 ------- 「戦争できる日本」へ事態危惧クリミア・尖閣・フォークランド 2014年3月3…

陸自の宮古配備調査に理解求める 防衛副大臣

防衛副大臣が、宮古島市を訪れ陸自の配備について理解を求めたらしい。 陸自宮古配備調査、理解求める 防衛副大臣 | 沖縄タイムス+プラス 新聞記事を読む限り、水面下でこの話は相当進展していて、今回の副大臣訪問で表立ってのスタートを切るということの…

県知事選や諸々のこと徒然に

今日はいい天気。少し考えていることを徒然と書いておく。 県知事選挙のこと 日米両政府の共同声明や諸々の動向を考えれば、11月の県知事選挙で辺野古新基地建設を拒否する県民意思を示すことは最重要課題。時流の流れは仲井眞vs翁長に集約されていくだろう…

とりあえず引っ越し完了

何か忘れている物もあるかもしれないが、あまり時間もかけてられないので、書き出したやつをインポートだけしました。 あまり過去の投稿を熱心に整理する気はないので、ほったらかしになるはずです。 長く続けてると、ときどき必要な事柄を確認したり思い出…

沖縄を恒久的に海兵隊の島とする

辺野古新基地計画が具体的に進行して行く中で、2001年2月に沖縄県議会は全会一致で「海兵隊」を名指しで削減要求決議している。当時は、名護市をはじめとした市町村議会も同様の決議を行なった。 あの海兵隊削減決議は、ひとつのメルクマールとして押さ…

新たなる「沖縄戦」の戦前と沖縄と日本国政府の戦争状態の今日

4月25日に「日米共同声明:アジア太平洋及びこれを越えた地域の未来を形作る日本と米国」が発せられた。共同記者会見の席上でオバマ米国大統領が安倍政権に対して「尖閣問題をエスカレートさせるのは profound mistake(重大な過ちor深刻な過ち)」と釘を刺…

新たなる「沖縄戦」への一歩

昨日(4月16日)の辺野古埋立訴訟の被告である沖縄県の答弁・意見は、どれほどたいへんなことなのか、沖縄県の「戸惑い」を報じているタイムスの記者も県政の中の人も気づいていない。 起こったことは、「沖縄戦」への大きな一歩なんだ。1972年の復帰後も、…

辺野古埋立承認問題について

沖縄県議会が開会中だが、仲井真県知事の詭弁を弄す姿は異常でさえある。本人が自らの言っていることが詭弁ではないと思っているなら、かなり重症であり知事職に留まり続けるのは沖縄にとって何一ついいことはない。 【公約違反について】 12月27日の埋立承…

名護市長選挙—市民の懸命なる判断を願う。

名護市長選挙の投開票日が19日にある。 1997年に名護市民がおこなった新基地建設の是非を問う市民投票後の市長選挙としては5回目の市長選挙である。 前回当選した稲嶺進さんの再選なるか、新人で同問題にはずっと推進の立場で行政に関わってきた末松文信さ…