みやぎブログ

演劇・戯れ・政治

リズム

そういう展開に持っていきたいのは理解する。 だがそこへ向かうには、まだいくつかの段階を踏まなければならない。 そこへ至るリズムというのがある。 それがまだ訪れないのに、そこへ向かうのは横暴すぎる。 それらをすっ飛ばしていく力技はいくらでもある…

とりあえず

最近、ネットで入手したリンクを貼っておく。 www.j-writersguild.org 上はシナリオ作家協会さんのハラスメント対策に関する声明。 下は演出者協会さんが作ったテキストの無料配布。 www.jda.jp

徒然に

そういえば、はてなブログがあったんだと気づくほどにほったらかしていた。状況も色々変わってきたし。ここをどうにか活用しようかなと思う。

名護市長選挙2018の報告

辺野古新規建設の問題を大きく抱えさせられる名護市の市長選挙(1月28日告示、2月4日投開票)が行われた、結果は新基地建設に反対する現職の稲嶺進が日本国政権与党である自民党公明党等が推す元市議の渡具知武豊に3458票差をつけられ敗北した。新基地建…

名護市長選2018についてメモ

名護市長選挙の結果を記録しておく。

「それで何人死んだんだ」──名護市長選挙について

【それで何人死んだんだ】米軍の基地建設を推進することになる渡具知武豊への1票を、主権者の自由な投票行動であり軽々に批難することはできない。暮らしを思い、政府に抗う喧騒に嫌気がさす思いを、全否定することはできない。

南城市長選挙の報告

南城市長選挙は1月21日に投票され、即日開票されました。 当日の有権者総数は34,328人で、投票率66,92%、投票者総数22,973人。 うち期日前投票者数が6,926人で20,17%、不在者投票者数が85人で0,25%。

合意形成システムが欠如した南城市

これからここに書いておくメモは、事情を知らない人にはずいぶん不親切な断片的なメモになることをお断りしておきたい。 私が現在住む、南城市の大里庁舎の件についてである。

東四間切市民通信2号B面

東四間切市民通信2号【人権はつくりだすもの編】B面 「基本的人権の尊重」や「国民主権」について、わたしたちの身近な南城市の事例から考えてみましょう。

東四間切市民通信2号A面

「東四間切(あがりゆまじり)市民の会」という小さな市民グループに参加している。東四間切というのは、私が現在住んでいる沖縄県南城市地域の昔の呼び方。東側の四つの間切(区域)の意である。南城市は12年前に佐敷・大里・知念・玉城の四つの町村が合併…

ある戦いの記録(3)

海兵隊がそこ(沖縄)にやってきて 1956年12月28日、レムニッツアー民政長官の方針に沿って、久志村辺野古一帯の七十八万坪の土地を地主との直接契約で、使用権を一括して買い上げた。サンキ氏のいう「誘致」が成就した結果である。

ある戦いの記録(2)

『The Birth of a Marine Base』 「北米養秀」(社団法人北米養秀同窓会十五周年記念誌刊行委員会1995年)は沖縄県立図書館に所蔵されていた。そのなかに、サンキ浄次氏の『The Birth of a Marine Base』は所収されていた。

ある戦いの記録(1)

[シュワブ誘致説に関するメモ] キャンプ・シュワブは辺野古区(久志村)が誘致してできた基地だというデマがある。おおもとは惠隆之介さんが『沖縄が中国になる日』(扶桑社/2013年)で紹介しているサンキ浄次元米陸軍中佐の手記『The birth of a Marine …

かくも長き不在

2017−1945=72 1972−1945=27 2017−1972=45 Une aussi longue absence(1960)監督:アンリ・コルビ 脚本:マルグリット・デュラス、ジェラール・ジャルロ出演:アリダ・ヴァリ、ジョルジュ・ウィルソン

2018南城市長選挙について

沖縄県南城市の市長選挙がある。まぁ、四年に一度は選挙があるのは当たり前といえば当たり前。

沖縄に関するデマ

『それってどうなの?沖縄の基地の話。』というリーフレットを昨年、県内の大学教員やジャーナリストの友人たちとつくった。

浜下り外伝(digest3/3)

演出の三由寛子は、劇団の舞台美術家・入江龍太とともに舞台全面に水を張った空間をつくり、『浜下り外伝』をイノーで繰り広げられる物語とした。

浜下り外伝(digest3/2)

始原(1854)の人物は、ウィリアムボード事件と1855年に琉球・那覇を訪れたハーバーシャムが著書に書き記したエピソードと挿絵*1にインスパイアされた女と、琉球処分へと至る日本の近代の始まりを生きる若き薩摩藩士の男である。 *1:“MY LAST CRUISE”Herbers…

浜下り外伝(digest3/1)

『浜下り外伝』は東京演劇アンサンブルの共同代表である志賀澤子さんにメール等で「宮城くん、沖縄のことで劇団に戯曲を書いてくれないかな」と依頼され書いた戯曲。

非戦を選ぶ演劇人の会ピースリーディングvol.21

長い間、ブログ記事を書かないどころか開くことすらしていなかった。Facebook*1でお手軽投稿していたら、どんどんブログの敷居が高くなって、なんだか構えなければ書けなくて億劫になっていた。他者への発信と記録ということを考えると、Facebookに取り込ま…

辺野古新基地建設をめぐる国と県の「和解」について

翁長県知事による辺野古新基地建設に伴う埋立工事の承認取り消しに対し、日本政府は裁判を通じて争うべく訴訟を起こした。沖縄県も承認取り消しを取り消すなどの政府行為に対して訴訟を起こし、国と県による訴訟合戦に発展していた。

現在の辺野古新基地建設に沖縄は一度たりとも合意していない

下記は2014年1月19日の名護市長選結果を受けて、琉球新報文化面連載(「オール沖縄」の行く先 名護の選択・意味と潮流)の一つとして1月23日に掲載された拙稿。(たしか20日に依頼され急ぎ書いて翌日に送信した) 事態の変遷と現在を考えるための参考になる…

少女像の撤去を求める恥辱

2016年明けました。 今年も、発作的に更新し平常は休止状態かもしれないブログですが、その時々においてどうぞよろしくお願いします。

お知らせ

ブログのタイトルを「なごなぐ雑記」から「宮城康博blog」に変更しました。

臨時制限区域の海

「沖縄平和ネットワーク」というグループの会報101号(2014.12.1発行)に寄稿した文章。1年前の原稿だが、ここに置いておく。

現実的な問題

2014年10月24日にFacebookに投稿した写真と文。すっかり忘れていたが、人様の反応があり改めて読んだ。ここにも置いておく。冒頭の引用は、選挙時における辺野古容認に転じた自民党候補のチラシか何かのコピー。

二昔で流れ去らない歴史の尖端

十年一昔というが、1995年はもう二昔。歳月の流れ早いか遅いか。私にはなんともいえない。

浜下り

美しい娘がいた。

沖縄県と日本国の集中協議とやらが終わった。

沖縄県と日本国政府の「集中協議」とやらが昨日(9月7日)終わった。一ヶ月で数回懐疑した程度で、翁長県政は政府の方針を変えさせられるわけもなく、政府は政府で当初から方針変更など微塵も考えてない。双方歩み寄ることなく決裂し終わるべく終わった。

どこまで腐ってるのか

中高生の頃の犯罪としかいえない「イジメ」を、こんなヤンチャな頃もありましたと堂々と語る自民党議員たち。*1 *1:中川雅治 / 熊田裕通