みやぎブログ

演劇・戯れ・政治

「これだけ長い時間議論されてきて合意が得られた内容」について

放っておくと、ここに何も書かなくなるので、TwitterやFacebookに書くには少し長いものを書いて置いておく。

日米両政府は事態を冷静に判断し、辺野古新基地建設工事を中断し、沖縄と話し合うべき

マスメディア数社が世論調査を実施している。それらの報道のリンクをここに置いておく。

[記録]翁長/安倍会談の翁長冒頭発言

4月17日に首相官邸で行われた翁長沖縄県知事と安倍首相の初会談。記者に公開した冒頭発言が、当初の予定では翁長・安倍の順序だったのが当日の朝官邸スタッフにより安倍首相が先に変更され、翁長県知事の冒頭発言中に予定時間に達していないにも関わらず記…

再び菅官房長官発言について

翁長県知事と安倍首相が会談した。 翁長知事が「1999年の沖縄側の同意を得た閣議決定は2006年の閣議決定で廃止されており、沖縄の移設容認は生きていない」とする主張に対して、菅官房長官がなにやら反論しているようだ。

菅官房長官発言について

辺野古新基地建設問題について、菅官房長官が言っていることは事実に反している。そのことは百も承知で、官房長官は発言しているのであって、あえてそのことを指摘することに徒労感を覚えなくもないが、このような発言をそのまま垂れ流すマスメディアがある…

[記録]翁長・菅初会談/翁長知事冒頭発言全文

(琉球新報2015年4月6日朝刊4面より) 琉球新報ウェブサイトに全文掲載されていますが、資料とするためここに全文転載しておきます。*1 ------- お忙しい中、時間を割いていただき、意見交換の場をつくっていただいたことに感謝を申し上げたい。 *1:新報…

2662名の連名による翁長県知事への「緊急要請」の報告。

翁長県知事へ昨日2月10日に有志で 沖縄県は沖縄防衛局に対して、大浦湾内での「アンカー設置」作業を直ちに中断し岩礁破砕の許可申請をするよう勧告を(緊急要請) を行いました。その顛末をすこし報告します。

沖縄県は「回答内容を精査し判断する」間の作業中断を求めるべきだ。

昨日シェアした「沖縄防衛局の回答」に関して、沖縄タイムスと琉球新報が報じている。

沖縄防衛局からの回答(仮設桟橋関連)

沖縄防衛局は、辺野古新基地建設の埋立工事とは別に、事実上の埋立である「仮設桟橋」工事に着手しようとしている。「仮設桟橋」工事内容等に疑義を持ち要請した市民団体の指摘を受けて、沖縄県土建部は「仮設桟橋」に関して内容照会をした。それらの回答が…

大浦湾内へのアンカー設置に関する沖縄防衛局の回答

沖縄県農林水産部が沖縄防衛局に求めていた、大浦湾で行われている「アンカー設置」に関する照会について回答があった。その文書を入手したので、ここに公開する。

「現段階で取り得ると考えられる環境保全措置」は瓦解している。沖縄県はただちに埋立承認撤回すべき。

琉球新報が、昨日(1月29日)報じた【国監視委 内部で疑義】の大見出しを付した記事で明らかになったことはなんなのか。

海保は市民を殺す。1月15日〜20日までの大浦湾海上。

沖縄県知事選挙が終了した直後に、キャンプシュワブの大浦湾に面した海岸に海上保安庁のゴムボート等が係留される浮桟橋は再設置された。しかし数日も経ず、衆院選への影響を考慮して11月22日撤去された。

翁長沖縄県知事へのメッセージ(随時更新予定)

辺野古・大浦湾での辺野古新基地建設工事作業再開に伴い、抗議・監視行動を展開する市民に対して海上保安庁の過剰で暴力的な排除が繰り返されています。冬の海上での暴力的行為はとても危険です。事態の緊急性と、市民県民の生命に危険が及んでいる状況に鑑…

1月17日の大浦湾海上の動画

昨夏からずっと、海上保安庁や沖縄防衛局の海上作業がある都度に、辺野古・大浦湾の海上に抗議・監視船に乗船させてもらっています。 11月12月の県知事選挙も衆院選挙も、一市民として我ながら驚くほど一生懸命活動させてもらいました。そうして、辺野古新基…

緊急のお願い

翁長沖縄県知事にmailやお便りを出しましょう。 沖縄県として「海上作業中断」を政府に働きかけてください 辺野古・大浦湾の海上では、海上保安庁が大量の頑強なゴムボートと屈強な海上保安官らを出動させ、カヌーと小型の動力船で抗議行動をする市民県民に…

辺野古新基地建設の海域案内(往路)

「平和丸」に乗船して辺野古海域を案内させていただいてる。辺野古漁港を出て、辺野古崎の先に浮かぶ長島・平島まで行き、戻ってくるコースをとる。時間に余裕のあるときは、船長の判断で大浦湾側まで行き戻ることもある。だいたいこんなことを話していると…

辺野古でのQ&A(2014年9月11日版)

海上行動が天候不順で中止になった朝。辺野古のテント村の前で海を眺めていたら訪問者に質問を受けて、自分の責任の持てる範囲内で応答した。 少し思い出しながら、Facebookにノートしたメモをここにも置いておく。

「辺野古新基地建設」阻止について

「辺野古新基地建設」阻止中毒になっている。寝ても覚めても、どうにか阻止したい、阻止しなければとそのことばかり考えてる。考えてるだけでは心身に悪いので、早朝から友人から借りた車を飛ばし辺野古・大浦湾の海の上に通い続けている。

辺野古海域の方言呼称

辺野古基地建設の反対運動に、私なりに身を投じたいと身辺整理をしてそのための時間をつくったり、やるべきことがらも滞らせるわけにはいかないと調べ物をしたり構想したりしているうちに、ブログを書く時間と気力をみつけきれないでいた。

MCAS SAGA

ほんとうにつまらない思いつきだけの提案で、後先のことをなんにも考えていない。 オスプレイ、佐賀空港使用 辺野古完成まで暫定琉球新報2014年7月23日

旅の途中

15・16日と2ステージあった「非戦を選ぶ演劇人の会」の東京でのピースリーディングに参加してきた。語弊を恐れずにいうが、とても楽しかった。俳優さんたちの集中力は素晴らしい。圧倒的な情報量が、すべて現実現在を問う。あの「場」にいれて私は良かった。

闇を切り裂きヒヤミカチ

昨日の続き、 仲井真県知事の3選を支持する自治体の首長たちの存在については昨日触れた。それ以外の事柄について、二三補足しておく。

仲井真らが招き寄せる闇

できるだけ短く、要点のみを書こうと思う。 沖縄が直面している闇は深い。あまりにも深すぎて、奇妙な明るささえ伴っている。

チムワサワサーする7月

断片的な情報に過剰反応したくないが、なんだかチムワサワサーするのは避けられない。

沖縄/あま世

③沖縄の人々は、復帰時に日本国に無視された「建議書」に基地のない沖縄島への願いを込めた。 ④沖縄の人々は、米軍の支配下で基地のために土地を奪われ、米兵の犯罪や事件事故の犠牲に遭い、人権無視されながら平和憲法の下への復帰を求めた。 ①復帰はなされ…

なんという7月1日—安倍政権、主権者へ同時多発テロ

集団的自衛権行使に関する「閣議決定」は米国の戦略に沿うものであり、日本国は東アジアにおける米国が要求する軍事的な役割分担を積極的主体的に担おうとしている。 安倍政権は一部の大切な支持者であるカルトなネトウヨの支持をつなぎ止めつつ、それらの役…

佐藤学の6月の時評

下記は、本日(6.30)の琉球新報11面に掲載された佐藤学の6月の『時評』である。 新報のWeb版には掲載されていないので、大事な論考であり広く周知される必要性があると思い、勝手にアップする。 ------------- 【時評2014】6月 集団的自衛権行使容認 …

[普天間問題と辺野古住民]

6月25日の毎日新聞東京版に、熊本博之君のインタビュー記事が掲載されていた。熊本君とは、彼が社会学徒として辺野古のフィールドワークに入り始めた頃からの付き合いであり、インタビューしている上野央絵記者は彼女が名護に取材に入り始めた頃、私は名護市…

日本政府の「島嶼防衛」に島嶼住民はいない。

「慰霊の日」の琉球新報社説を読む。 慰霊の日 非核・共生の要石に 戦争と軍の犠牲強要に反対 2014年6月23日琉球新報社説 沖縄戦の教訓 沖縄戦から何を学ぶかは、主体および立ち位置により違うんだろう。戦場となった島の住民は、島を戦場にしてはいけないと…

69年目の「慰霊の日」

今日は「慰霊の日」。 安倍首相が昨年行った、全戦没者追悼式における「あいさつ」については、昨年のブログ記事に書いた。*1 下記は一昨年の野田首相の「あいさつ」に関する私のノート。tumblrに置いてあるが、参照できるようここに転載しておく。 --------…