宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

カフカ

この数日は、酒を飲む機会が続いている。
新聞記者や学者研究者やいろんな友人たちと、一気にいろんな話をたくさんして、とても楽しく過ごせた。考えていることを吐き出し、みんなの意見を聴きながら、少しずつ、レポートの論旨の方向性がかたちをなしだしてきている。といっても、まだ書き出していないから、かたちなんかみえるはずがないんだけど(笑)。妄想妄想。

編集者のSさんから、数冊の本が送られてきた。その中に『沖縄戦の絵』(NHK出版刊/NHK沖縄放送局編)があった。番組放映中からとてもいい企画だと思っていたので、それが本になり、贈られてきたのはうれしかった。

本といえば、ラミスさんから『憲法は、政府に対する命令である。』(平凡社刊/ダグラス・ラミス著)が贈られてきていた。選挙運動中で、ゆっくり読む暇はなかったが、目を通していると、「日本独自の選挙文化」についてのくだりで、選挙運動の際の公的言語と私的言語のお話があった。私は、その私的言語を駆使しての集票活動を怠っていたことを痛感している。

久しぶりに事務所でパソコンを立ち上げ、本棚を整理し、費用対効果は著しく悪い「仕事」に向き合う準備をしている。ドイツに行っている友人の大西さんから送られてきた、絵葉書の中のカフカが、じっと虚空を見つめている。議員の仕事や諸々には不必要だと8年間も箱詰めにしていたカフカ全集を、本棚に戻そうと思う。だからって、何かが変わるわけではないんだが。以前書いた、クラッシュという短い文章を思い出している。

こんなにも悪い計画を遂行するしかない政府というのは、本当に対米追随でどうしようもないんだな、本当に沖縄差別をして虚勢を張るしかないんだな、と、情けないやら腹だたしいやらで、嘔吐すらしてくる。

極右政権が誕生した。あぁ、戦後民主主義の愛すべき平和ボケは、耐え切れるだろうか。沖縄を我が事にすることが、いまほど大事なときはない。少しでもそのことを共に考え生きてくれる人びとと出会いたい。

ということで、あまりブログに書くネタもないのに、またダラダラとキーボードを叩いてしまった。本日は、これから仕事に精出す。