1月17日の大浦湾海上の動画
昨夏からずっと、海上保安庁や沖縄防衛局の海上作業がある都度に、辺野古・大浦湾の海上に抗議・監視船に乗船させてもらっています。
11月12月の県知事選挙も衆院選挙も、一市民として我ながら驚くほど一生懸命活動させてもらいました。そうして、辺野古新基地建設に反対する首長や議員の当選という結果を大勢の県民と共につくりだすことができました。
それらの結果を受けてもなお、政府は沖縄への新基地建設を強行中です。必ずや、この工事を止める。海上行動の仲間は不退転の決意で不屈の精神で海に出ています。
だれかが死んでからでは遅い、殺されてからでは遅い。止めるべく、ひとりでも多くの人の働きかけを望みます。
17日に海上で撮った私の動画をここに置いておきます。海上保安庁の職員が、カヌーのメンバーを転覆させ拘束する場面では、動画など撮る余裕は私に微塵もないので、動画はそうではない状態の海の状況です。それでも海上保安庁のゴムボートや海上保安官らの多さの異常さはわかっていただけると思います。
キャンプ・シュワブの大浦湾側に海上保安庁のGBや作業船が係留されている浮桟橋がある。その前の洋上で、工事作業開始を警戒し待機しているカヌーと船。その回りを30台近い海保GBと司令船である緊急救難艇が取り囲む。
キャンプ・シュワブの先端、辺野古崎の大浦湾側にフロートが張られた。大浦湾側から辺野古漁港に戻ろうとすると、辺野古崎と長島間の水路の航行は禁じられ阻止される。先頭のカヌーは海保GBに拘束され長島の大浦湾側まで強制移動させられた。
安全な辺野古崎と長島間の水路を通さないというので、しばらく洋上で待機する。上空では海保のヘリが飛び続ける。この後、次善の航路として長島の岩島と岩島の間の狭い水路を抜けようとすると、海保GBが一斉にカヌーに襲いかかった。カヌーは転覆させられ、メンバーは海中に沈められ海水を呑まされ、強行に海保GBに引き上げられ拘束される。冷たい海水、その後も海保GB上で長時間拘束され身体は冷えきる。海保の行為は、筆舌に尽くし難い酷さ。