みやぎブログ

演劇・戯れ・政治

岩国市長選挙について6

0202_2左の画像は、明日の集会のビラです。参加できる人はぜひご参加を。

岩国の様子を知りたくて、ネットをウロチョロして拾ってきたことを報告します。

主催者である「民主主義と自治を守る議員有志の会」は岩国市議会の艦載機移転に反対する市議9名のみなさんと、岩国選出の県議2名による有志の会のようです。県議は民主&共産で、ほんとうに超党派のつながりで、ここはいちばん自治を守るために踏ん張ろうということです。なごなぐは心より拍手とエールを送ります。パチパチパチパチ…オー!

有志の会に参加なされている岩国市議の方と県議の方のブログを発見しました。

市会議員藤本博司

こんにちは 久米けいすけ です

有権者の方々の反応や、どんな選挙運動が行なわれているのか、街の雰囲気を知ることができますので、興味のある方はぜひ時間のあるときに訪れてみてください。

お二人のブログから、ひとつずつ記事を紹介します。まずは藤本市議の1月28日のエントリーより。

卑劣な福田陣営

福田陣営が卑劣なデマ作戦をエスカレートしています。
このチラシをご覧ください。根拠もなく財政不安をあおりまくって井原攻撃を行っています。
創価学会のささやき作戦も始まりました。
渡市議、野口市議が後ろにいることを知らず。
A「ねえねえ福田さんの集会行った」
B「行った行った」
A「井原はわやじゃね(方言でむちゃくちゃ)
B「夕張のようになるってね」
A「そうそう」
こういう会話を他人に聞こえるようにやる
……渡市議が私らは市会議員だけれどそれは違うよといってたしなめたら 彼らは下を向いたまま黙って一言も発しませんでした。
 運が悪かったですね。
2008/01/28 15:19

この「ささやき作戦」というのは他の方のブログでも拝見しました。ほんとうにこんなことやっているんですね。おそるべし創価学会でございます。うわさというメディアの力は大きいでしょうし、このようなときのために普段は「草」として市民社会の中に寝ている創価学会員が動き出す図というのは恐いものがありますね。

つづきまして、久米けいすけ県議のブログ、1月20日のエントリーからです。実はなごなぐの管理人は久米さんと一度岩国でお会いしてお話をお聞かせいただいたことがあります。共産党の県議さんですが、勉強熱心でほんとうに信頼できる県議さんでした。
「久米さん、いつぞやはお世話になり、とても助かりました。ありがとうございました。」←私信

草の根大集会

昨日井原勝介さんの草の根大集会に参加しました。会場いっぱいで、大変な熱気でした。私は井原さんと考え方はすべていっしょではありません。もちろん! 
しかし評価している点もあります。相手が米軍だろうと政府だろうと、住民の立場から堂々と意見をいうのはとても評価していますし、これからも発展させてもらいたいと思っていることです。
利権に関係ないこともいいです。私の知る限り、彼が利権に手を染めたなどということは、聞いたことがありません。どう叩いてみても、彼の周りにはそんな気配がないのです。自民党の政治は、現在の防衛省スキャンダルにあるように、利権政治です。井原さんには選挙で勝ってもらいたいと思っています。
2008-01-20 17:57

「相手が米軍だろうと政府だろうと、住民の立場で堂々と意見をいう」
「どう叩いても、彼の周りには(利権に関わる)そんな気配がない」
共産党の県議さんからの井原勝介氏評です。イデオロギーの違う立場からの、この評価は大切だと思います。遠く沖縄の地で、インターネットを通じてこのような評を読みながら、井原氏にぜったい勝利してもらいたいとますます思うのでした。

あと、岩国や山口にお住まいで、この問題について発信しているみなさんのブログを紹介しておきます。ぜひ、時間のあるときに訪ねて、それぞれのエントリーを読んでください。岩国で起きていることを身近な問題としてください。

Hitoming♪日々

A PLACE IN THE SUN

とくらBlog

岩国市新庁舎募金の会“風”

本人の弁を、直接読んでください。

井原勝介ホームページ

井原氏のインタビューがとてもよくまとまっているので、こちらもあわせてお読みください。

マガジン9条〜どーなってるの?!米軍再編「出直し岩国市長選挙」

あまり役に立たないと思いますが、なごなご雑記で岩国について書いた記事をまとめて読むことができます。

なごなぐ雑記カテゴリー「岩国」

反対の立場でがんばっている方のブログをひとつ見つけたので、ついでに紹介しておきます。

岩国市を第二の夕張市にしないため 井原勝介前市長の退場を求める。

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Kazebira
岩国新庁舎募金の会「風」のみなさんがつくったビラです。

クリックすると拡大します。

私も昨日のエントリーに書きましたが、しっかりとビラの一番最後に、隠れ借金を持っていた夕張との違いを強調しています。

しかし、みなさんがこんな対抗ビラを出さなければならないほど、「岩国の夕張化」というデマゴギーが岩国市内を席巻しているんですね。

不安を煽るデマゴギー

ささやき作戦

相手陣営の行なっている行為を古典的な手法と笑うのは簡単かもしれないが、決して侮れないのと、このような手法が功を奏し体制側が選挙で勝利し続けていく社会は、明らかに息苦しく生き難い社会ですね。