歌舞伎町プレイの謎
今日は総務財政委員会。昨晩、寝れなくてベッドで携帯をいじくっていたら、零時を回って予定が表示され気づいた。完全に忘れてて、朝大慌てするところだった。
陳情案件が5件。道州制の件を採択にして、後は継続審査で審議を深めることに決定した。公務員の地域給与導入に反対する陳情に関しては、名護市職員の諸手当等の現状なども調査しながら議論をしていくことにした。管理職手当て等で月5・6万もあるのは妥当なのか、市民会館等に職員がマイカーを無料駐車するのは適切なのか、国保や年金、介護保険、税金等で庶民が大変な思いをしている中で、漫然と今までの慣例を踏襲していくことはできない。
午後から、友人と昼食がてらにドライブ。とてもいい天気なので、途中で降ろしてもらい事務所まで1時間ぐらい歩く。
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「続・歌舞伎プレイ」を読んだ某新聞記者、いろいろ感想を話し合い議論をしていると某記者は「歌舞伎町プレイ」だと思っていたらしいことが発覚。お互いが実現不可能なことを知っていて、演じていくニセ歌舞伎のこと(15年使用期限に関する政府と県、使用協定に関する政府と市)だと説明したが、ひとりになって考えると「歌舞伎町プレイ」とはどんなプレイなのか気になる。「歌舞伎町」の響きに、政府官僚と市長がノーパンしゃぶしゃぶで悪巧みをしている様子が浮かぶ。今度、某記者にどんなすごいプレイを想像していたのか聞いてみよう。
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新市長は、10日金曜日の夜には、就任早々の東京詣で中の発言を大胆修正した模様。やはり自分が何を言っているのかわからなかったのだろう。名護市の今後の混乱が思いやられる。
12日の産経新聞、半沢という記者の記事で「島袋吉和氏が与党候補として選挙を戦いながら、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設交渉にも応じようとしない姿勢は、米側には到底、理解しがたいようだ」と同盟危機の火種になることが主張されている。
本日の時事通信によると、駐日米大使は地元の修正意見に耳を傾けるべきだと発言しているらしい。
産経の方は半沢氏の主観も大きく反映しているだろうが、米国が(政権)与党首長が反対する姿勢を理解しがたいというのは面白い。
「選挙」は政策選択であったか。選挙民は何を選択したのか。この国には、地域には、民主主義はあるのか。制度としてはあっても、選挙過程はそのような政治過程として機能しているのか。民主主義の問題のデパートだ。
駐日米大使の意見は、今後のこの問題を考える上で重要なシグナル。おそらく「反対」だけではなく「対案」が要求されているのだろう。私には自治体だろうと市民団体だろうと個人だろうと「反対」を主張する側が、対案(修正案)を提起する必要性など微塵も感じないが、社会的に理解と同意を得るために、問題の前提、議論(対案が要求される)の土俵をも射程において、主張を説得的に展開していく必要はあるだろうと思う。いずれにしても、やはりキーワードは「地元」である。
私は「地元」名護市民のひとりとして、「地元」の意見を作りだしていく必要がある。そのために耳を澄ましながら、働きかけを、仕掛けていかなければ。
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いつのまにか、窓の外はもう暗くなってきた。
ヒンプンガジマルが、いつまでも名護市のヒンプン(古い沖縄の家屋で門の内側に屏風のように建っている壁)でいてくれることを願いつつ、事務所の窓から携帯で写真を撮った。