宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

国が通行妨害で8歳の子を名指し仮処分申請

08122508_rひどいもんだねぇ。政府は沖縄の米軍基地を維持・新設するためなら、なんでもやる。8歳の子まで名指しして裁判所に引っ張り出し、通行妨害禁止の仮処分申し立てをする。

そのことへの当事者や心ある人々の猛反発をみると、すぐさま8歳の子だけは取り下げるという陳腐な仕事の仕方。稚拙で恥知らずな行政の対応としかいえない。

もともとが、ヤンバルクイナノグチゲラという貴重種が存在する自然度の高い場所に、それも小さな集落に隣接する形でオスプレイなどの訓練を想定したヘリパッド(オスプレイの垂直離発着だけでなく滑走離発着も想定される広さを有している)を造ろうなどという発想が間違っている。米軍基地集中による沖縄への被害や問題を解決するのに、県内移設(県内でのスクラップアンドビルド)でお茶を濁そうという日米両政府の考え方の根幹を改めなければ、問題は益々捩れ酷くなっていくだけである。

しかし、ひどい政府の陳腐さ。このような問題が政治問題化しないところに、沖縄の位置がよくみえる。政治的には透明人間である。(8歳の子をそのまま仮処分申請すれば、透明人間ではなく可視化されると判断し、急遽取り下げたのだろう)

続きを読むに関連するニュースへのリンクを貼っておきます。

[E:clip]

ヘリパッドいらない住民の会が国に抗議
QAB琉球朝日放送(2008年12月25日 (木曜日))

「8歳名指し前代未聞」 高江住民、防衛局申し立てに抗議
琉球新報(2008年12月26日)

東村着陸帯通行妨害禁止申し立て 少女仮処分取り下げ
琉球新報(2008年12月27日)

「国策裁判」集落に重圧/ヘリパッド移設 国が仮処分申請
沖縄タイムス(2008年12月27日)