沖縄県議会議員選挙(与野党逆転・追記あり)
本日は、沖縄県議会議員選挙の投開票日です。
先ほど、投票箱は閉まりました。
県選管によると7時30分現在の投票率は44.30%です。
期日前投票は、98,934でした。有権者総数が974,153です。
一割強の有権者が期日前投票を済ませています。
過去最低(だったかな?)の投票率になった前回県議選は56,0858.72%でしたが、それと同程度か下回る投票率になりそうですね。
結果がわかり次第、(そのときにおきていて元気があれば)続くを読むに追記しておきます。
沖縄県による県議選挙のページは下記です。
http://www3.pref.okinawa.lg.jp/site/view/contview.jsp?cateid=38&id=12636&page=1
沖縄テレビの選挙速報のウェブページが一番いいみたいです。…なんかみている感じだと与野党の勢力は逆転するのではないかと思われます。
http://senkyo.otv.jp/
与野党逆転ではあるみたいです。中立が気になりますが、まずは「動いた」ということで。
与党22 野党23 中立3
http://www.qab.co.jp/08kengisen/
投票率は前回よりちょっと下回ったレベルです。57.82(前回は58.72)。
【追記】(9日午前)
与野党の構図は、下記の図の通り。(琉球新報9日朝刊よりスキャン。画像をクリックすると全体がポップアップします。)
与党系(16+3+3=22)
自民党が第一党だが、4議席を減らして16
公明は3のママ、与党系無所属が4から3へ減。
野党系(9+5+2+5+1+4=26)
野党系無所属が7から9へ二議席増
社民党が4から5へ一議席増
社大(沖縄のローカルパーティ・沖縄社会大衆党)が4から2へ2議席減
共産党さんが3から5へ二議席増
そうぞう(これもローカルパーティ)は1議席ママ
民主党が1から4へ三議席増
[E:pencil]【少し感想をメモ】
無所属の議員諸侯がどう動くのかは、それぞれだからあまり予想も出来ない。
党派で考えると、4議席に伸びた民主の判断が今後の動向に影響を与えるだろう。
そうぞうが与党系と同様の判断をする案件が出てきても、23対25で大勢に影響はない。
民主が与党系と同様判断をする場面が出たら、26対22になる。
基地問題などの国策イシューを押し付けられる沖縄では
保革の色分けが強く残っているが、変化が生まれてきている。
民主党の4議席はすべてがトップ当選。特に那覇・浦添・うるまなど、都市部でのトップ当選が特徴。
政治の議論の場では、政党人として党利党略による判断も致し方ない場面も多々あるだろうが、当選したみなさんは若い世代が多いので、柔軟で大胆な議論の活性化の核になることを期待したい。
私が沖縄の歴史に関わる重大問題だと考える、新基地建設問題で民主党さんが踏ん張ることを願う。国防問題は避けて通れない議論だが、沖縄にこのように過重に米軍基地があり続けるのは、どう考えても日本の戦後史の歪な現状である。これをただす政治を動かす議論を、沖縄から堂々と展開してほしい。
共産党さんや社民党も議席を増しており、革新への期待も根強い。社大党の議席減は、世代交代の感を思う。
宜野湾は、三議席中、野党が二議席を確保。[E:good]
名護市は、新人候補は落選したが健闘。決して泡沫ではなかった。
この結果が、新基地問題にどのように影響するか。議論の進展深化を願う。
政府は仲井間県政に対して配慮する場面が出てくるかもしれない。結果としては、基地建設が進む方向に加速しかねない。楽観はできないが、変化をポジティブに捉えたい。闇雲に一喜一憂するのではなく、注意深く、前を向いて歩こう。
[E:end]