宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

マスコミの小沢叩きは異常じゃない?

1月17日は私の長女の誕生日である。

「おめでとう、あなたが生まれきてくれたことを、お父さんとお母さんはどんなに感謝したことか。ありがとう、お父さんはその気持ちを忘れない。」by不良父

というわけで、あれから13年の阪神淡路大震災の日は、私の娘の13歳の誕生日でもある。震災で被害にあった方々、そして遺族の方々に思いを馳せながら、いつもこの日は、生命について、生きるということについていつもより少しばかり多めに考えてしまうと同時に、娘が産まれてきたときの感動と感謝の気持ちを思い返している。あの日、お亡くなりになった方々が風になり日の光になり、遺族や関係者の方々を見守ってくれているだろうことを想う。

合掌

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本日は、《続き》に、小沢代表叩きに対する、なごなぐの所感を書きとめておく。

昨日の新聞やテレビの報道で、《小沢氏逆ギレ》とか《開き直り》とかいろいろいわれている。ほとんどすべてのマスコミが小沢氏を批判する論調だから、いちいちここに個別記事をリンクしたりコメントしたりはしないが、私は少し異常じゃないかと思っている。

この件に関する、私の意見を書いた、Hatenaに開設した“nagonaguの日記”の一番最初(1月13日)の記事をここにも再掲しておく。

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■何が問題なの?

新聞テレビが大合唱している

民主・小沢代表の新テロ法採決棄権で、鳩山幹事長が陳謝
(読売1.13)

民主党鳩山幹事長は13日のフジテレビの番組で、小沢代表が11日の衆院本会議で新テロ対策特別措置法の採決を棄権したことについて、「国民におわびしなければならない。申し訳なかった」と陳謝した。
同党の山岡賢次国会対策委員長も13日のNHK番組で、小沢氏の棄権を謝罪した。
鳩山氏は番組で「小沢代表には『どうせ(採決の)結論はわかりきっている。それよりも白熱した大阪府知事選の方が大事だ』という思いがあったと思う」と釈明したうえで、「どちらも大事だが、国会議員の義務は果たすべきではなかったか」と語った。

朝日も日経もみんな書いているけど、そんな目くじら立てることかね。

民主党の肩を持つわけじゃないが、結果が見えている採決に出席するより選挙に奔走するのは、政権交代を狙う野党党首として立派じゃないか。三分の二の自公に抵抗して野党が全員出席で乱闘でも起こしたっていうなら、敵前逃亡で大将断罪はありだけどね。そんなこともないのに、小沢だけでなく、野党党首は全員で大阪に行けばよかったんだよ。そうすればニュースバリューはあったし、野党の本気度に国民は盛り上がっただろうに。

しかし、民主党は国会で9.11陰謀論の宣伝をしたのは痛すぎる。まともな質問にもなっていないし、そっちのほうこそ土下座して謝罪すべきだ。マスコミは無視して民主殺しに走っているのか、それとも内部に陰謀論者がいるのか、…あっ、オレいま、陰謀考えてた(^^;

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まっ、人それぞれの評価があって当たり前だが、私はどこに優先順位を置くのかの問題だと思う。三分の二で再可決される儀式に立ち会うよりも、この三分の二を変えるための動きを優先するというのは理解できるし評価もする。そのリアリズムを無視して、小沢叩きをしたからといって、自公政権の非道さに苦しめられ怒り、自公の下野を願っている人々(私)にとってはなんにも益することがない。

小沢民主党の政策その他についての評価とは別問題である。その政策の危険性や、小沢氏が潜在的に持っている新自由主義新保守主義的な政策志向(自民党以来の彼の足跡が消えたわけではない)を批判することと、今回の件を一緒くたにすることはできない。

確実に選挙は来る。選挙で勝たなければ、どんなにいいことを言っても、法律もつくれないし、政策を実行できない。政党が選挙を考えて動くのは当然であり、それが仕事で責任ですらある。

私は、この件で、小沢民主党党首を批判する気はない。

【追記】24:05

コメントで教えてもらった東京新聞の記事。
民主の支持率が下がらないことについても、マスコミの二大政党礼賛プロパガンダの悪しき成果だと主張する批判がある。

人それぞれだなと思うが、だったらその主張の主は自公政権の継続を望むんだろうか。どうも、そのような批判をする方々は、そうではなく社共(残念ながら特に共産?)の支持者で、民主(いわゆる保守)の悪口を言っているみたいな感じがする。

政策問題で民主を批判するのではなく、支持の高さを批判していても社共の支持が高まるわけではないんじゃなかろうか。逆に、マスコミの二大政党礼賛プロパガンダと相まって、いわゆる現状変化を期待する無党派層政権交代の可能性への希望/興味を失って(民主党に政権取らせても一緒だ論)、投票に行かない人が増えるだけではないだろうか。

結果的に、現在の体制側に資するだけ。…てなことにならないか。私は少し危惧している。

この機会を逃したら、当分もう日本では政権交代の可能性はない(…おいおい断言しているよ)、社共/護憲派のみなさんがんばろうね。民主が連立組まなければいけない相手として、しっかり政策提言を取り入れる党派になろう、このままマイノリティとしてジリ貧になってはダメだよ。

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