宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

新基地建設アセスの「方法書」送付される

那覇防衛施設局が、新基地建設計画に係る環境アセスの「方法書」を本日午後、沖縄県に対して送付した。

タイムス夕刊によると沖縄県副知事は次のように発言している。

「前提条件が整っておらず、方法書を受理できるわけがない。仮に強行したとしても文書で受理しない旨を防衛省に通告するつもりだ」

沖縄県は、現段階では環境影響評価法に基づく「方法書」に対する「知事意見」も出さない方針で、その場合には国から訴えられる可能性が大である。

また、「方法書」が送付されたということは、同時に一ヶ月間の公告縦覧の期間が始まるが、那覇防衛施設局は現段階で縦覧場所などの広報を行なっていない。

少し調べて、追記します。

那覇防衛施設局のホームページや、マスコミや行政のページも一通りみてみたが、タイムスや新報の夕刊で報道されたこと以外には、情報がない。

アセス方法書送付/普天間政府案で防衛省沖縄タイムス
施設局が一方的に アセス方法書、県に提出琉球新報

新報夕刊によると、防衛施設庁の担当課長2名と那覇防衛施設局員が沖縄県庁を訪れ、県の返還問題対策課は「現時点では受け取りできない」旨を伝えたが、施設局側は「これで、行政手続きが進む」と「方法書」を残して引き揚げたらしい。

おいおい、なんちゅうやりとりだ。
まともな行政同士のやりとりとは思えない(笑)。
あっ、まともな行政同士ではなかった(爆)。

8月4日のエントリー「新基地建設=危険な商談の展開予想」で私が書いた、政府にとってひとつしかない出口に出たということである。
沖縄は、自ら演じている役割がなんなのか、少しはまともに考えたほうがいい。
防衛省もこのまま行けると思っているのなら、あまりにも安易で傲慢ではないか。

「方法書」が、どのように公告縦覧されるのか、それ以前の問題でゴチャゴチャしているので、現段階ではなんとも言い難い。

【追記】17:45

朝日新聞の記事見出しでは、アセス方法書「沖縄県が受理」になっている。記事中には「受理」の記述なく「提出」だけである。見出しによる印象操作・政治的誘導。
やまと大新聞社は、こんな細部を工夫して政府の肩を持つ。マスメディアはあぶない。
http://www.asahi.com/politics/update/0807/TKY200708070279.html

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夏風邪でダラダラしながらも、事務所に置いてあった大量の本や資料を週末に自宅に持ってきた。昨日、今日は、それの片付けでたいへん。しばらくして落ち着いたら、新しい仕事にとりかかる。