みやぎブログ

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近況報告

27500577_2なかなか身辺が落ち着かず、エントリをあげることができないまま、10月も終わりを迎えようとしている。蟄居も長くなると、月日の経つのが早く感じる。イレギュラーではいってくる仕事をこなしたり、ライフワークの如く追いかけている調べ物をしたり、料理をつくったり洗濯したりしているうちにあっという間に人は死を迎える。

沖縄ラプソディは10月10日に印刷所から出版社に納本され流通に乗り、現在は首都圏の大きな書店やネット上では入手できるらしい。沖縄の書店の店頭にはまだ並んでいないが、編集者の方の話では、見本本が沖縄の書店に届いた段階でこれから注文を受けて出荷されるらしい。11月のはじめには店頭に並ぶことになるだろうということです。

今日は、近況報告を少しだけしておきます。

10月9日にエントリをあげたときに、取り組んでいた300ページ近い印刷物の版下作成の仕事は、徹夜続きでも当初予定の14日に間に合わず(原稿が手元に入らなかった)、何度かの変更を経て18日にデータ入稿し終えました。

ほんとうにいい年こいて、やるもんじゃない無理を重ねさせていただきました。おかげでボロボロです。そこいらへんのことは、nagonaguの日記につらつらと綴らせていただきました。

その間も、早々と読んでくれた友人知人からラプソディの感想が送られてきたのですが、なにひとつ答えることができず、返信などすべてを終えたのはつい最近です。

今日は、遅れていた謹呈すべき方々への私の方から(出版社に住所を渡して送っていただいた方々には私より先に本が届いているはず)の郵送を終えました。

この10年でお世話になった人々は数知れず、みなさんにご挨拶することは不可能です。思い切って『ラプソディ』のあとがきで名前を記させていただいた方々のみにしました。

心残りは、袖触れ合う縁で、10年余の間に親しくなった新聞記者のみなさんには誰にも連絡できていないこと。(激烈な市民投票時に知り合った方々は、みんな異動でどうなっているか私は知らない。たくさんいろんな話を、仕事を離れて(と私は思っていたのだが)胸襟を開いて飲み語り合ったものだった。)

いずれにしても、個人的には一区切りつけた。

『沖縄ラプソディ』は小さな本として世に出てしまった。どんな活動をするのか、私は興味を持って関わっていきたい。筆者などという立場に無理やりアイデンティファイすることなく、その時々の距離を適切に保ちながら接していきたい。

[E:memo]

27500577_2沖縄ラプソディ
地方自治の本旨〉を求めて

著者     宮城康博
出版社     御茶の水書房 (ISBN:978-4-275-00577-9)
発行年月     2008年10月
サイズ : 21cm / 230p

税込価格: ¥1,680   (本体 : ¥1,600)

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