少年官邸団の悪あがき
7月1日、21世紀臨調主催で「安倍内閣総理大臣と小沢民主党代表の党首討論」が行われた。
その場で、安倍内閣総理大臣は、堂々と断言した。
「私と、小沢さんのどちらが首相にふさわしいかということについても、国民の考えを聞く選挙だ」
昨日、7月24日、閣議後の記者会見で、塩崎官房長官は首相の意に反する発言をする。
「参院選は基本的に政権選択の選挙ではない。政権としての政策的な問題については今、特に議論されていない」
内閣総理大臣は「首相選択を問う選挙」と位置づけ、官房長官は「負けても辞めないもん」という。総理と総理官邸官房の究極内閣不一致である。
国会で総理大臣を指名した責任のある自民・公明の政党幹部や議員が言うならまだしも、まがりなりにも指名された男に任命された行政が選挙中に言及すべきことではないだろう。恥知らずの悪あがきでしかない。少年官邸団は、選挙結果をまたずに解散したほうがいい。
参院選ゴールまで、木、金、土、日 あと四日。悔いのない、一票一揆を!
いろんな世論調査でも、過半数割れなら「首相辞任すべき」という結果が出ている。それでも居座るために、塩崎は指名した責任がある自公に向けて発言しているのだろう。選挙の洗礼を浴びる議員たちが、塩崎の居直りに屈するかどうか。どうしても居座りたいなら、衆院を解散するのがスジであり、それしか道はない。
参院が過半数割れしたら、衆院の3分の2という恐ろしい多数状況をもってしても、どのみち政権は立ち行かなくなる。アベシンゾーなら、それでも今回の国会のように「強行採決」三昧でやっていく可能性は否定できないが、それは完全に国をぶっ壊す。自民党のハト派も公明党も、そこまで付き合うだろうか。
アベシンゾーは首相の器じゃなかったことを速やかに悟り退陣すべきだ。
しかし、それをやらせきれるほどの力が自民党にはもうないかのかもしれない。
現在の衆院の任期は2年残っている。
昨日のおばさんたちへのアンケート結果ではないが、その呪縛から逃れてもなお、異常な小泉人気が作り出したリバイアサンの怖ろしさをこれからも我々は知ることになるのかもしれない。
そのようなことにならないようにするためにも、小差や僅差ではなく圧倒的な敗北を自公に突きつけなければならない。
政府・与党は、投票時間を繰り上げるという、信じられない手段も出してきた。
いよいよ剣が峰である。
いのち落とすな、自公を落とせ!
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