いよいよ最終公演!嘘八百円劇場
自民党・公明党は、赤城農相の「政治とカネ」の問題を、なんらまともに説明せず逃げようと思っている。
世襲議員で危険なおぼっちゃまでしかないアベシンゾーの本性大発揮である。
松岡大臣がまともな釈明もせず(させてもらえず)自殺/変死した後に、そのポストにすえられた赤城がこの始末である。
「政治資金規正法」もザル法どころか、底の抜けたバケツ法だった。法律を作る国会議員が、自分たちの作った底なしバケツ法を盾に国民へ説明しないというのは、法と社会、主権と権力の根本原則を履き違えている居直り強盗の論理だ。
住民税増税で苦しむ国民も、税も払えないほど生き辛い国民も、みんなここはしっかりと怒るところだ。
この問題については、たくさんのブログが書いているが、下記ブログ記事を参照くださいませ。
ossannさんの「日々の思い」
とらちゃんの「晴天とら日和」
今日の落書きは、ユーチューブでみたアベシンゾーの野党党首に向かっての「800円で罷免ですか」発言に怒りながら、怒りを持続させつつ(笑)ときどき作業して昨晩完成。ごちゃごちゃ文字を書きすぎたので見づらいけど、どなたさまでも、持ってってブログなどで飾ってもらえたらうれしい。
この嘘八百円劇場を、いつものように観客として眺めて笑ったりうんざりしていたら、「劇場」の外は戦前であった。
おそらく戦争は、音も立てずにやってくる。テレビをボウっと眺めていたら、電話が鳴って、「戦争やるらしいわよ」といつもの友だちから何気なく告げられる日が来る。
ドイツのマルチン・ニーメラー牧師(1892―1984)の有名な言葉がある。
そして、やつらが私に襲いかかったとき、私のために声をあげてくれる人はもう誰もいなかった。
“First they came for the Communists, but I was not a Communist so I did not speak out. Then they came for the Socialists and the Trade Unionists, but I was neither, so I did not speak out. Then they came for the Jews, but I was not a Jew so I did not speak out. And when they came for me, there was no one left to speak out for me.”
丸山真男の翻訳で有名だが、丸山訳では最後に「ナチスは教会を攻撃してきた」だから牧師であった自分は立って行動に出たという風になっているが、実際にはナチス政権下のドイツでは「主流派教会組織はナチスと妥協することで存在を保持」しており、ナチス批判したのはニーメラー牧師のような個人であったという指摘がある。私は重要な指摘だと思う。
私たちは、重要な岐路に立っている。明日明後日、すぐさま戦争が起こる、戦争を起こすなどと狼少年のように吠える気はない。しかし、いま現在沖縄で起こっていることは、そのためのひとつひとつとしか思えない。
- 教科書から沖縄戦の実相を消し去っていく
- 10年経ってもできない沖縄への新しい米軍基地建設を強行する
⇒そのために戦艦まで出動する - 集団的自衛権を認める解釈改憲への地固めを進める
- 日米軍事再編による自衛隊の強化・米軍との一体化が図られている
- 政権党が、現憲法を廃棄する意思を示し続け「新憲法制定」を標榜する
そうして、国会では異常な強行採決を続け、疑惑は見え透いたウソで強弁し逃げ続け、原爆発言も根本は謝罪も撤回もしない…
こんな政権を是認してはいけない。アベシンゾーが「勝敗ラインを示さない」のは、参院選挙でどんな結果になろうと、衆院与党の圧倒的多数状況でゴリゴリ行くぞ!という国民への脅しである。アベシンゾーはこの国の「最高権力者」と自認し、主権者である国民に戦いを挑んでいるのである。我々は逃げられない。
そのためにもリアルな世界で、与党への投票行動を少しでも少なくするための働きかけを私も行なっていく。いよいよ明日は、参院選の公示日だ。
今日もやっぱり最後の締めは、このコトバにする。
命落とすな、自公を落とせ!
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参照:
マルチン・ニーメラー(はてなダイアリー)その他、たくさんのブログエントリー
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