3日主夫
金曜日に彼女と森海が退院してきた。週末は主夫に徹して、洗濯炊事掃除と忙しく過ごす。
土曜日に彼女の職場の先輩が遊びに来てくれた。うれしかった。うなぎめしを作り、みんなで美味しくいただいた。
日曜日は洗濯機を一回まわしたが、午後からずっと雨、日暮れてから洗濯物を取り込み部屋干ししてストーブつけて、森海の肌着を乾かした。
本日の名護は晴れ、早朝から洗濯機を二回まわして干して出かけてきた。
テレビをみない生活をしていると、世情に疎くなる。新聞を読むと、都知事選の結果が出ていた。いよいよ世も末か、との思いがよぎる。共産党さんと民主党(および野党すべて)は、選挙協力して連立組むことはできないのだろうか。都知事選のお二人の得票は、当選した現職を上回っているはず(末尾に追記)。そんな単純な算数ではいかないだろうけど、状況は来るところまで来ている。
そんなふうに考えると、沖縄の参院補選は重要な選挙である。台所から政治を変えるというお姉さんは、国民投票法案の中身も知らずに、世論調査結果に 従い改憲を口にする。世論調査に答えた世人も中身も知らされず答えているだけである。マスコミの世論誘導はおそろしい。国政の候補者がその世論に従うと口 にする陳腐さはホラーである。
毎日新聞の記事によると、都知事選の当選者は、沖縄県知事選挙の選挙参謀を勤めた人物を「軍師」に招いていたらしい。野党勢力は選挙に勝てる戦略を持たなければならない。市民派もうさんくさいが、無党派は根底のところで体制(政府・マスコミ)の補完物にされている感がある。
台所で、仕事場で、街頭で、アイアイというお猿さんの歌を垂れ流す街宣車の音を聴くたびに、いたたまれない不安と不快感におそわれる。
今朝は、眠る森海のこぶしを軽くにぎり、これからへの希望と、いまからの活動をおもい、仕事場へと向かった。
追記:
都知事選の結果は、私のなんとなくの予想をはるかに超えるものだった。都選管のサイトで確認できた結果は下記
沖縄も、東京も、国も、なんということだろう。愚痴はこぼすまいと思うが、安倍も小泉も石原も誰一人右翼でも保守でもない単なる対米売国の政治屋でしかない。それがこのように支持され続けている。4年後を座して待つべきではないだろう。