大浦湾内へのアンカー設置に関する沖縄防衛局の回答
沖縄県農林水産部が沖縄防衛局に求めていた、大浦湾で行われている「アンカー設置」に関する照会について回答があった。その文書を入手したので、ここに公開する。
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大浦湾内へのアンカー設置に関する沖縄防衛局の回答
(平成27年2月2日 農林水産部水産課収受)
- アンカーの仕様(大きさ、重さ、形状、設置総数など)
アンカーの種類は、コンクリート製(10t〜45t)と鋼製(480〜870kg)の2種類を、合計75箇所に設置する。
◎工事の施工区域沿い(37箇所)
▼コンクリート製
10t 方形 2.15×2.15×0.96
15t 方形 2.4×2.4×1.2
20t 方形 2.7×2.7×1.3
45t 方形 3.5×3.5×1.6
▼鋼製
750kg×3 方形 0.6×0.6×0.26
◎同施行区域内(38箇所)
▼鋼製
480kg 方形 0.5×0.5×0.26
750kg 方形 0.6×0.6×0.26
870kg 方形 0.6×0.6×0.31
750kg×3 方形 0.6×0.6×0.26 - アンカーの設置要項(設置場所の選定、設置方法、設置間隔など)
サンゴ類の生育状況に配慮して、約30〜400mの間隔で設置する。 - アンカーの回収方法
起重機船や小型作業船等を使用して回収する。 - 荒天時の対応方針
荒天時の対応は、気象、海象等の状況を踏まえ、適切に対処する。 - その他、関連情報
沖縄防衛局としては、本工事への岩礁破砕等の許可及びボーリング調査関係協議を踏まえ、今回のアンカー設置は、岩礁破砕関連手続きの対象にならないと判断している。
撮影:金井創(Facebookより)