宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

MCAS SAGA

ほんとうにつまらない思いつきだけの提案で、後先のことをなんにも考えていない。

オスプレイ、佐賀空港使用 辺野古完成まで暫定
琉球新報2014年7月23日

 

MCAS FUTENMA

5年以内運用停止と仲井真がほざいているからといって、それは無理だ辺野古完成後にしか移転できない(つまり移転以前の運用停止などありえない)と米国は言っているし、そのことを沖縄県にはっきり伝えるよう日本政府に言ってもいる。だが日本政府は、米国もできる限り協力すると言っていると記者会見で発言していた。どれほど大本営発表なんだよと思うが、これで通用してしまうおそろしい日本国社会。

ここにきて、日本政府はオスプレイを1機100億円(だっけ?、米国の法外な言いなりの高値)で17機も購入するらしいが、それの配備先を佐賀空港にするべく佐賀県知事に伝えた。そのついでに、普天間の5年以内運用停止が実現できない場合(5年以内で辺野古完成させて移転完了はあり得ないので、確実にそうなる)、普天間の航空機を暫定的に移転する可能性にも言及したらしい。

普天間にどれほどの機材が配備され、どのような機材が日常的に飛来し訓練で飛行場を使用しているか、日本政府はまともにわかっているのだろうか。運用停止ということになれば、ことは普天間だけの問題ではなく、沖縄島および周辺の提供区域になっている島々での訓練にも関わる。普天間が運用停止されるということは、シュワブやハンセン(セントラルトレーニングエリア)での水陸空の訓練や北部演習場、伊江島補助飛行場での訓練すべてが停止する。日常的に海兵隊が行っているそれら訓練を、オスプレイは佐賀から飛来して佐賀に帰還し参加するのか。

もしそれが可能だったら、それこそ辺野古新基地はいらないではないか。もったいつけて小野寺防衛大臣は「工事が進展していることが前提だ」などとおっしゃるが、完全に足下も背中も煤けている。

佐賀空港

名護市に軍民共用空港云々の話があるときに、開港したばかりの佐賀空港の財政状況や運営経営上の諸問題を調べたことがある。県も国も否定するだろうが、軍民共用になることは財政状況が厳しい地方管理空港の生き残りのための選択肢にはなるだろう。

問題は、自衛隊オスプレイ基地となることを佐賀県民や市民がどう判断するかであって、海兵隊普天間基地の暫定使用というのは、先に進む話ではないとしか思えない。日本側の提案を米側が受け入れる可能性がみえたときは、我々市民は日本政府側の提案の中身を充分に把握しないといけない。間違いなく、普天間の運用停止はない状態で、海兵隊の九州での訓練拡充になる形で佐賀空港の使用が図られているだろう。沖縄の訓練削減・負担軽減と言葉とイメージだけで粉飾して、海兵隊自衛隊は焼け太る。

政治マター

自衛隊は購入するオスプレイの配備先は既存の自衛隊施設を検討していて、一般空港は対象にしていなかったという。佐賀空港浮上は政治マターらしいが、政治はなにを考えているのやらだ。

仲井真知事はこの報を受けて歓迎しつつ

オスプレイは5年以内にまず半分は分散し、拠点も分散してほしい。佐賀や防衛省がいつどの程度を考えているのか、確認したい」

と述べている。5年以内に運用停止じゃなかったのか?半分分散では停止できないぞ。

いいかげん、このお爺ちゃんには、やめてほしい。沖縄をダメにするだけだ。

 

 

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photo by #PACOM