宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

地中からドラム缶

敬愛するzuさんが、私にではなく、特定の誰かにでもなく、私とのやりとりのなかで言った。

Tweetするなはてブ(経由)しろ

facebookするなブログ書け

名言だなぁ と思ったのでここに記しておく。

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沖縄市のサッカーグラウンドの芝生の張り替え工事で、地中からドラム缶が出てきた。新聞の社会面の地味な扱いでネットでのアップも他の記事の中で一番遅い部類だった。私は最初から、これはすごいニュースだ。大変なことになるとツイッターや諸々にニュースを流したが、ドラム缶にダウ・ケミカル社名が印字されていたことで、すわ枯葉剤か?と状況は深刻になっている。

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サッカー場主管だからと沖縄市教委が調査するだかの話になっているようだが、こんなもん、どれほどの規模で地中投棄されているのかもわからないし、どのように危険な化学物質が出てくる(潜在している)かもしれない、自治体の教委でできる話ではない。国県当該自治体で責任を持って、専門家を入れて透明性を持った科学的調査をおこなえるような仕組みをつくるべきだ。

米国は沖縄での枯葉剤の貯蔵/投棄を自国の公文書をも間違いと否定し、幾多の元兵士の証言を無視して沖縄の米軍基地に枯葉剤はなかったことにしている。今回のドラム缶とてダウ・ケミカル社(枯葉剤製造メーカー)の名前が印字されていても否認するだろう。これまでは、米国の発言を受けて調査もしなかった日本政府である、今回だってどのように動くかは予断を許さない。

ドラム缶というブツが出たので、知らんふりするのも限界があるということから、政府は速やかに動き収束を図る可能性もある。いずれにしても政治的な事情でいい加減な幕引きを図らせることなく、事実を徹底的に洗い出していく必要がある。ことは人々の命に関わることである。

米軍の枯葉剤問題については、熱心に調査し証言を集め情報発信を続けているジャーナリストやグループがある。まずいことを隠蔽したいと欲するだろう官製情報ではなく、それらの情報を真摯に受け止めるべきだ。

有意義な情報発信先のブログなど、あらためてリンク先を追記する。)

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当該のサッカーグラウンドは、嘉手納基地の区域であったものが返還された土地である。ことは基地返還跡地の環境浄化や原状回復の問題につながる。地位協定4条がどのような条文であり、その問題点をどのように考えるかも重要な論点である。

地位協定4条では、米軍は施設返還に際して原状回復/補償等の義務を負わない。同時に日本政府は米軍が造った施設に関する補償等を行わないことになっている。

おそらく、返還区域/施設の用途について、具体的詳細を日本側は把握していない。どれほど汚染され、今回の事案のように地中投棄されたモノが出てくる可能性すらある。あまりにもひどい状況である。

地位協定改定も重要だが、現在の運用上の問題としても具体的現実的な大問題が横たわっている。国会議員は怠けず働くべきだ。

地位協定に関して、具体的実質的議論が深まり改善/改定されることを期待する。

地位協定条文など関係するデータへのリンク先など、あらためて追記する。)

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沖縄島の地中には、爆発して役目を果たすの待っている夥しい不発弾。収集されずに打ち捨てられている遺骨。そして米軍が投棄するドラム缶まで埋まっている。

このような状況下で沖縄は、日米両政府に、戦争中に米軍が土地を強奪し造った基地(普天間)を返還してやるから、新たな基地を造らせろ、土地を海を差し出せと迫られている。

それに呼応する動き、抗う動き。沖縄の現在の状況について、私なりに整理し現在の位置をみつめてみたい。

ということで、次はそのメモをTweetするでなくfacebookに書くではなく、ここに書く。

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