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宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

見えない鎖でぐるぐる巻いて全部さよなら

「座り込みは排除されたけど、基地の周りは見えない鎖でつながれたようだ。」

522416_375911189154147_461690821_n 「人々の笑顔があふれていた沖縄は『閉鎖された島』になってしまった」
米軍普天間飛行場のゲート前で、オスプレイの配備に反対する市民らの抗議行動を目にした米海兵隊員が、メールでこう知らせてきた。
車を吹き飛ばすほどの激しい風が基地内を吹き荒れるなか、ゲート前に座り込む自分の祖父母と同年代の高齢者らを、自分と同世代の若い警官らが力づくで排除する。
「座り込みは排除されたけど、基地の周りは見えない鎖でつながれたようだ」。沖縄で初めて目にした光景に、若い海兵隊員の素直な驚きがしたためられていた。
台風が去り、街中に嵐の爪痕が残るなか、オスプレイ普天間に飛来した。
「墜落や事故の心配は本当にないのか」。国防総省高官に問いを向けると、「大丈夫だ。日本政府も合意した」と答え、責任は安全を担保した日本政府が持つとの認識を示した。
一方で、米国務省内には「事故が起きたら、間違いなく日米関係にダメージを与える」と懸念し「オスプレイの配備は、古傷に塩を塗りこむようなもの」と厳しく批判した米紙ニューヨークタイムズの社説に一定の理解を示す高官もいる。
現状では、オスプレイの配備は日本の防衛に不可欠という「軍の論理」が先行している。
しかし、沖縄の住民の視点に立ったあの社説に理解を示す高官がいるということは、日本政府が沖縄の声を代弁すれば、交渉の余地はまだあるという可能性を示す
ものなのではないか。
「まるで見えない鎖で囲まれた閉鎖された島のようだ」。市民らの小規模な抗議運動で全ゲートが封鎖されたという事実は、若い海兵隊員の心に衝撃を与えた。世界最強の軍事力を持つ米軍の海兵隊基地を、なぜ日本の警官が守るのか。
オスプレイ普天間に配備された。しかし、沖縄の現状を中止する世界のメディアの数は確実に増えている。
(平安名純代・沖縄タイムス米国特約記者)_沖縄タイムス2012.10.10

【参照】ニューヨークタイムズは9月14日に社説、オスプレイ強行配備(座り込み弾圧排除)の10月1日にも記事を配信している。

Ospreys in Okinawa(September 14, 2012)NYTimes

U.S. Sends Aircraft to Okinawa, Despite Fierce Opposition.(October 1, 2012 )NYTimes

今朝の琉球新報には9.9県民大会の共同代表の5人による緊急座談会が掲載されていた。
  オスプレイ配備「県民党」で反対継続 県民大会代表5氏が座談会琉球新報2012.10.11)

「各氏は、沖縄の民意を無視した日米両政府の強硬姿勢を一斉に批判し、万が一事故が発生すれば「全面基地閉鎖」の事態になると警鐘を鳴らした。」ということだが、なんだかとてもさびしい。私は5人の共同代表も、沖縄の大先輩であり、特に異論や反論があるわけではないが、なんだか「事故が発生」するのを待っているようでさびしい。

万が一の事故の発生を待たずに、「全基地閉鎖へ」の行動を起こし警鐘を大きく鳴らすべきではないか。私にはそうとしか思えない。