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宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

名護市長選挙についてのメモ(5)

名護市議会の革新系市議と県議が、稲嶺氏支持を表明したらしい。
沖縄タイムスをとっていないので、まだみていないが本日(30日)の朝刊にも、玉城義和県議のその旨の談話が出ているという。下記は、29日のタイムス朝刊2面の記事。

重要なことなので、30日の記事も確認したうえで、明日にでもここで記事を紹介しながら雑感を書きとめておきたいと思う。「続きを読む」に断片的な情報の中での、私の所感をメモしておく。

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■外形的には、革新共闘からの「共産はずし」か、革新共闘からガンコな「共産」が離反していった、そのどちらかであり、どちらでもありうる。

■国政における政党政治の話を、地方公共団体首長選挙に持ち込まれても迷惑なだけで、基地に反対する市民の立場でいえば、基地建設を断念し、混乱した名護市政を正し、市民生活を守る市政がつくられればそれでいい。

■問題は、稲嶺氏が「辺野古移設に反対」という確たる約束を有権者に対して行なっているのか、できるのかということであろう。

■それができれば、共産党及び共産党の支持者の方々も、小異を残しつつも大同団結できるはずだ。

■昨日も私は書いたが、稲嶺進氏は、新聞報道でみる限り、辺野古合意案を見直し、県外移設を求めていく」と言っているが、「辺野古合意案を見直す」は「辺野古移設に反対」とはならない。現行の「辺野古合意案は反対」だが、新たな案でなら合意できる余地があるとも考えられる。

■当初、「V字案の見直しを求め」としていたことから、政権交代という情勢の変化を受けて辺野古合意案を見直しと変わったことは、私は評価に値すると思っているが、それだけではまだ不十分であり、名護市辺野古への新基地建設を断念させることにはならない。

■そういう状況の中で、革新系の諸団体が、稲嶺氏をそのまま支持するということは、新基地建設に反対する住民への重大な背信行為ではないだろうか。

■この選挙は、名護市という地方公共団体の大統領を決める選挙である。市長は絶大な権力を手中にすることになる。稲嶺進陣営としては、広汎な市民からの支持を得るのと同時に、稲嶺氏が柔軟かつ大胆に市政運営を行なえるように、できるだけ外部からの強制力を少なくしたいところだろう。

■しかし、ことは1997年の市民投票以来、名護市政を、名護市民を混乱させ翻弄し続けてきた基地建設問題である。その基地をここしかないと押し付けてきた日本国政府の政権も変わった現在、はっきりと辺野古移設に反対」と明言し公約することで、名護市としてこの問題に終止符を打つべきだ。それができるポジションにいちばん近いのが、稲嶺進氏である。

■稲嶺氏が総合的に勘案し、「辺野古移設に反対」を明確に「市民に約束」することが重要である。それさえあれば、大同団結への道は開き、故岸本建男市長がおっしゃっていた、「ノーサイド」が名実ともに実現する。共産党さんや口うるさい市会議員とは、議場でいろいろやりあいながらも、稲嶺氏が目指す、市民のための市民の目線に立った「まちづくり」はそこからはじまるのではないだろうか。

■ごちゃごちゃ一気に自分の思いを書きすぎた、新聞等をじっくり読んで、あらためて状況を把握して、書きます。

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