宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

連休中にあった在日米軍に関する動き

ゴールデンウィーク中のニュースをクリップしておく。

八戸の米兵強制わいせつ:市民、不安と怒り 市長、在日米軍に防止要請 /青森
毎日新聞2008年5月3日地方版)魚拓

岩国基地:日本女性への性的暴行、米兵4人の軍法会議公開
毎日新聞2008年5月7日)魚拓

[E:one]八戸の事件の犯人は、三沢にいる空軍兵士。海兵隊ではない。米軍基地が所在する自治体では、どこでも起こりうることである。入管法も免除され日本に入国している、米軍人及び軍属その家族の、公務外の日本国での自由活動を制限するか、市民社会を護る見地から入管法の免除規定を見直すか、いずれにしても「地位協定」改定に着手しなければ、根本問題の解決には至らない。

[E:two]岩国での軍法会議を、公開することにどのような意図があるのか。

米軍の綱紀粛正と規律の公平さと厳しさをプロパガンダして、米軍の事件事故に関する日本国民の世論の厳しさを和らげる。
“あたご”をイージスが潰したときに、軍事上の機密がどうのこうのという議論があったが、「軍法会議」なるシステムを日本国にも導入させるためのレッスン。

日本の司法と行政が、在日米軍人の犯罪に対して、手をこまねいているような状況では主権国家の体を成していない。岩国での軍法会議公開のニュースに接して、複雑な気持ちになる。

沖縄市で起きた事件は、メディアや人々のセカンドレイプの嵐の中で被害者が告訴を取り下げた。その犯人もまた、軍法会議にかけられる。

この国は、米国の属国ではないとどうしたらいえるのだろう。

[E:on]この件については、nesscoさんの「ひとりでお茶を」の記事も参照あれ。→岩国基地軍法会議公開

[E:three]タクシー運転手の方が米兵により無残に殺された神奈川県では、本日このようなニュースがあった。

住民投票条例:原子力空母是非で市民団体が市長に直接請求
毎日新聞 2008年5月7日)魚拓

8月に予定されている米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)への原子力空母配備に反対する市民団体が7日午前、配備の是非を問う住民投票条例の制定を蒲谷亮一市長に直接請求した。07年1月に続き2回目で、前回は市議会が反対多数で条例案を否決している。今回も成立は困難な見通し。

法律により規定された「主権者」の権利を行使し、規定を大幅に上回る主権者の署名で請求する条例が、主権者による選挙で選ばれた議員たちで構成される議会で否決される。

わたしはどうしても納得がいかない。

主権者の意思を踏みにじる行政や議会があっていいはずがない。住民投票で主権者の意思をはっきりさせることを拒否する正当な理由があるとはわたしには思えない。

憲法の上に、日米安全保障条約体制があるような日本国の現在は、社会の根底をまずくしている。

[E:four]連休中には、こんなこともあった。

9条世界会議

わたしは不勉強なものであまり中身も知らないが、とても盛況だったようである。
より大勢の人が、日本国憲法に、9条に関心を寄せることはほんとうにいいことだと思う。

41g5m42axwl_sl500_aa240_ この十年余のあいだ、ボロボロになるまで使わせていただいている『日米地位協定逐条批判』という本がある。その本の執筆者のひとりである松竹伸幸さんのブログでも盛況振りが記されていた。

9条世界会議の外側で
(編集者が見た日本と世界:2008年5月6日)

「運動」が活動家や一部の方々の特異な活動ではなく、多様な人々が出入りする状況になることはすばらしいことだと思う。「一色に染まっていない」(松村氏)ことはいいことだと思う。

しかし、ある種の論者(陰謀論者)たちとごっちゃになることは、本気で平和を希求し闘っている9条護憲派のみなさんにとってマイナスが大きいと思う。杞憂であってくれればと思いますが…

そんなこんなを、9条世界会議があったことも知らなかった人間のくせに、思ってみたりした。

[E:on]この件に関してはkojitakenさんの「きまぐれな日々」も懸念している。→「9.11陰謀論」は「日本国憲法の復権」に水を差さないか


[E:end]

[E:note]連休中は、わたしも少し休ませてもらいました。動物園で象とキリンとヒグマとライオンと虎と蝙蝠といろんなサル、etcを見てきた。蝙蝠をずっとみてて大好きになりました。

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