宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

沖縄の海岸から白い砂が消える日!

Img47881faf3c83cなにを考えてるんだ、いったい。

久々に怒っている。ううん、いつもこの件については怒っているんだけど、いくらなんでもイイカゲンニシロって…

まぁまぁ、少し冷静になって、新聞記事などをお読みいただきたい。…あっ、そうか怒っているのは私だった(笑)、失礼しました。

沖縄の砂浜はぜんぶ無くなるぞこの調子だったら。

下記、Yahooニュースより転載。(なぜか新報のホームページからは当該記事を探せなかった)

普天間代替、採取海砂は12年分 本島調達、防衛局が計画

1月16日9時56分配信琉球新報 

 米軍普天間飛行場代替施設建設で、沖縄防衛局が沖縄本島周辺からの調達を想定している埋め立て用の海砂約1700万立方メートルは、2006年度の1年 間に県内で採取された海砂量(137万立方メートル)の12倍以上に上ることが15日、分かった。埋め立ては5年間で分割して行う計画だが、短期間の大量 採取による環境への影響は未知数で、本島周辺の砂浜消失を危ぶむ声もある。現実的には本島周辺での調達は不可能との見方も強く、防衛局が公表した計画のず さんさがあらためて問題になりそうだ。

 本島周辺からの海砂購入には、防衛局から説明があった11日の県環境影響評価審査会でも、海砂採取に伴う環境影響評価(アセスメント)の実施や採取の再考を求める声が相次いだ。16日午後に開かれる審査会でも議論される見込みだ。

 1700万立方メートルもの海砂採取に、審査会を傍聴していた沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団の真喜志好一運営委員は、海岸から100メートル沖ま で1メートルの深さで海砂を採取したと仮定すれば、約170キロの海岸線で砂がなくなると指摘。「沖縄周辺の自然の砂浜がなくなってしまう」と訴える。
 県内の海砂採取をめぐっては、豊見城地先の埋め立て需要などによる増加がみられた1999年度(489万立方メートル)をピークに減少。02年度には200万を切り、03年度は193万立方メートル、その後、140万台を推移し、06年度は137万立方メートルだった。
 海砂採取には県に登録した業者が、採取の際に個別計画を立てて県に申請して認可を受ける。県の登録業者は08年1月現在、230社・団体あるが、最近の 実績では1つの事業組合と1業者だけが採取している状況が続いている。九州各県では総量規制があるが沖縄県は制限していない。
 代替施設の埋め立て量は、購入海砂1700万立方メートルに、辺野古ダム周辺と移設先のキャンプ・シュワブ内の造成から出る土砂計400万立方メートル を合わせて2100万立方メートル。前回のSACO(特別行動委員会)の沖合埋め立て案では、現行の沿岸部の案より深い位置だったが、埋め立て土砂量は 1770万立方メートルで現在の案より少なかった。

このままでは、沖縄の海岸線から砂浜がなくなる。リゾートで商売している航空会社も観光関連業者も、沖縄大好きで旅行に来るみなさんも、みんないいの、こんなんで。

沖縄の海浜の砂はサンゴのかけらだ。沖縄は隆起サンゴ礁でできた島だ。そのサンゴを使って、コンクリートで固めて米軍基地を造る。

考えれば考えるほど、ふざんけんなよ、と言いたくなる。

こんな状況を受けて、上の記事でも言及されている16日の県環境影響評価審査会の報道。

方法書「書き直しを」 普天間アセス琉球新報1.17)

 知事の諮問を受け、米軍普天間飛行場代替施設建設の環境影響評価(アセスメント)方法書の埋め立て部分を審議している県環境影響評価審査会(会長・津嘉山正光琉球大名誉教授)は16日夜、那覇市首里石嶺町の県総合福祉センターで2回目の会合を開き、方法書を「事業内容がある程度想定できる現段階で書き直すべきだ」と明記し、埋め立て部分について再審査を求める答申をまとめた。昨年12月の飛行場部分の答申で「事業内容がある程度決定した上で再度実施すべきものと思量する」とした表現よりも強く踏み込んだ。

 審査会は18日、知事に答申する。答申は代替施設建設に伴う兵舎移転工事のアセス実施や埋め立て用土採取にも環境保全対策を求めた。
 答申案を審議した16日の審査会では方法書が示した事業の目的と内容がわずか7ページだったにもかかわらず、その後150ページの追加資料が出るなど、審査会が沖縄防衛局に説明を求めるたびに新事実が出ることに対して「公告縦覧を経て方法書への住民意見を募る本来のアセス手続きを損なう」との指摘や批判が相次いだ。
 こうしたことを踏まえ、委員から「手続きをやり直させることが最も望ましい」との意見が出されたが、県環境政策課はアセス法の解釈上、法的強制力を持たせた書き直しは「難しい」との見解を示した。
 しかし複数の委員は法的強制力の有無にかかわらず、審査会の意思として書き直しの実行を強く要求し、公開審査の中で傍聴席から意見を募るなど、事実上の公告縦覧手続きに当たる審査手続きを踏むべきだと提案した。防衛局が事業を「見切り発車」しないよう書き直しを実行させる方法を模索した結果、書き直しを直接的に要求する文言を明記することで一致した。
 方法書の再審査について県環境政策課の下地寛課長は「(アセス調査前に)沖縄防衛局が150ページもの追加資料の内容に対応した調査手法なども含め、審議会や県が納得する形で一括して説明すべきものと想定している」との認識を明らかにした。

ずるずる後出しで資料が出てくる。ヨラシムベシシラシムベカラズ。
こんなアセスなんかやめさせるべきだ。

同じことを報道した沖縄タイムス(1.17)の記事は下記。砂の採取の部分だけ引用しておきます、本文全体はリンク先でお読みください。

審査会、書き直し要求/普天間アセス方法書
不備理由に委員総意/現況調査中止も明記

 委員の疑問は、十一日になって防衛局が明らかにした沖縄近海からの海砂千七百万立方メートルの採取に集まった。前門晃委員(琉大教授)は「県内の砂浜の砂がほとんどなくなってしまう。環境対策ができる量ではない。この計画は駄目だ」と危機感を示した。

 宮城邦治副会長(沖国大教授)は防衛省には相当進んだ青写真があると思う。次の段階で内容が相当ずれる可能性がある」と、防衛局が現段階で示している概要の信頼性に疑問を投げ掛けた。

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下記のブログの記事もぜひお読みください。

沖縄から全てのビーチがなくなります
(SINAKOSAN IS OKINAWAN)

方法書からやり直すべきだ
(沖縄・辺野古海上基地の問題を中心にmaxi's_page)

ダンプ340万台分の県内海砂で埋立を計画 普天間代替・辺野古アセス
(西脇尚人氏によるJANJANの記事)

生き埋めにされる生き物たち 追記あり
(リーフチェッカー’さめ’の日記)

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Bana【追記】
はっしーさんからコメントで、左記の催し物(WSF1.26グローバルアクション)のお知らせがありました。東京界隈にお住まいのみなさんはご参加を。なんかいろいろあるみたいっすよ :)
詳しくはココ→

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