宮城康博blog

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証人喚問雑感【追記あり】

Moriyakanmon 急ぎの原稿をやっつけるため、急に忙しくなってブログの更新もままならないけど、今晩か明朝早く【追記】する予定で、少しだけ記事をアップしておく。

昨日の守屋氏の証人喚問。私は友人の告別式と重なってテレビ中継は観れなかったが、ネット上で確認した。共産党赤嶺政賢氏とのやりとりはスリリングでさえあった。守屋氏もさすがだった。
久間さんは逃れられない。

などと記事内容の予告だけ書き終えて、ひとまずおしまい。これから、取材で名護を訪れている某新聞社の記者と雑談へ。

追記は《続き》に書くようにします。

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《追記》

赤嶺氏の10分という短い質問の後半部分のやりとりを、ネット中継のビデオから起こしたので、それらを紹介する。

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赤嶺
 先ほどあなたは山田洋行の元専務と飲食を共にした際、政治家と同席したことをお認めになりました。その政治家と同席したというのは一人ですか、複数ですか。

守屋 一人ではなく複数だったと思います。

守屋氏が席に戻り、赤嶺氏が質問しようとするが、守屋氏が答弁の補足を求めて再度答弁する。

守屋 一度の席に、私のあれ(記憶)だといろんな政治家の方がおられる席に宮崎さんも入っていたという感じの仕方もありますし、あるいは少数の席に一人の先生がおられて、私が入ったというところもありますし、そういう意味で複数という意味でございます。

赤嶺 その政治家というのも複数にわたっているわけですよね。

守屋 そうでございます。

赤嶺 その回数は何回ですか。

守屋 私の記憶では各々一回だったと思っています。一人の政治家の会合であったのは、各々一回ではなかったかと思っています。

赤嶺 それはいつ頃ですか。

守屋 今年はまったくございませんでしたから、去年か一昨年でなかったかとは思いますけど。

赤嶺 事務次官在職中のときだったというわけですね。

守屋 そうではなかったかと思います。

赤嶺 その中に、現職の大臣はおられましたか。

守屋氏がなかなか答弁に立たず、赤嶺氏は委員長を促す。守屋氏は委員長の指示を受けてゆっくりと答弁に立つ。

守屋 そのとき、現職の大臣であったかどうかというのは、記憶がはっきりしておりませんけれども、現職の大臣ではなかったかと思いますそのときは。

誰か他の人の声に守屋氏が答えようとするのを委員長が制する。

赤嶺 大臣経験者はおられたわけですね。

守屋 はい、おられました。

赤嶺 それは防衛大臣経験者、あるいは防衛庁長官経験者ですか。

守屋 防衛庁長官経験者もおられたと思います。

赤嶺 防衛庁長官経験者〈も〉おられた、複数でおっしゃいましたけど、防衛大臣もおられたという理解でいいんですね。名前はどなたですか。

守屋 名前、いつ頃の時期かということについて私の記憶がはっきりしておりませんので、そのときに、特定の方のお名前をあげるというのは、私としてご迷惑をかけることでございますので差し控えさせていただきます。

赤嶺 これは答弁拒否に当たるような姿勢ではないかと思います。持ち時間が来ましたので、質問を終了します。

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政治家とは誰か?

大臣経験者はいた。防衛庁長官経験者いた。

防衛大臣経験者もいたということだね、名前は?

記憶が不確かなので差し控える。…


守屋氏は「防衛大臣経験者」を否定しなかった。

これまでの防衛大臣
「しょうがない」久間さんと、妖怪スシ婆の小池、高村氏と軍事オタク。たった四人である
(しかし1年たらずでだよ~ん、まともに防衛を考えていないから誰でも務まるのかな:)

防衛庁防衛省になったのは今年の一月なのだから、守屋氏の言う「去年か一昨年」で該当する防衛大臣は存在しえない。

守屋氏は赤嶺さんの質問に対して、名前をあげなかったが、防衛庁長官で時期によっては防衛大臣だったのは、去年9月から防衛庁長官で、そのまま初代防衛大臣になった久間章生しかいない。

「名前はどなたですか」と直裁に切り込む赤嶺議員、名前をあげたに等しい時期等の錯綜ぶりをみせて「差し控えた」守屋氏。二人ともぜんぶ承知の上で、言葉でやりとる。なかなかスリリングだった。

久間章生衆院議員は、証人喚問当日の29日には「宴席同席」を否定し、翌30日である本日入院した。エンジン調達を巡り動き回った防衛省の当時の担当課長は、久間氏の直接指示で動いたことも報道されている。

久間さんは病院から国会に戻ってこれるだろうか。もしかしたら、このまま衆院選挙に突入したら長崎から国会に戻ってくることもないだろう。

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守屋氏をスケープゴートにして、逃げ切ろうとする自民党政治屋どもの手に乗ることなく、冷静に事態の推移を注視していきたい。米軍再編も含めて、安全保障の(それも特に対米支出)予算については、悪名高い構造改革でも聖域とされた。ここに利権の巣窟があり、これらは国内企業の利権漁りごときではない、米国の国家的タカリがある。

今回の防衛省の問題を、矮小化したスキャンダルにすることなく、可能な限り深い部分の膿が出てくることを願っている。