宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

“テロ特”の油売り口上

Gama さあさあお立会い。御用とお急ぎでなかったら、ゆっくりと聞いておいで。
アフガン、イラクもテロの内、聞かざる時には物の出方、善悪、黒白がとんと分からない。
アメリカ様がテロと決めたなら、民主が国連国連さわいでも、地球の果て宇宙の彼方まで着いていくのが日本の道理。

さて、お立会い。いよいよ手前ここに取りいだしたるは、日本国名物“テロ特”の油。テロテロひとくちに申しても、そこにもある、ここにもあるというテロの油とは油が違う。

ハハァ、テロかい。なんだ、テロなら俺は知っているよ。9.11でアメリカさんがビル壊され大勢死んだんだ、だからテロとの戦争がおっぱじまったというわ けさ。犯人がアフガンにいるとかってんで、やっちゃってるんだろ、ドンパチ。子どもでも知っているなんていう顔をしている方がおりますけれども、こいつは おはなしがちょいとばかし違っている。

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Terotoku “テロ特”の油は、そんじょそこらのガソリンスタンドとはわけがちがう。タダであげちゃう。掛け値なしにタダ、なにしろアメリカ様のはじめたドンパチだ、もってけ泥棒。

これは日本の油だよ、貧乏くせえ国民にゃ、生活保護も受けさせないが、アメリカ様のドンパチだってんだから、こいつは後には引けねさね、もってけ泥棒てなもんや三度笠

てなもんで、●●●億円もあげちゃった。なんで●●●なのかって、それはあなた、軍事機密でなおかつ、この国の政府が本当のことを説明するって思えやしない。しからば、「大本営発表」なんてな私ら庶民も、疑ってかかるってのが筋じゃありませんか。

なんでそんなに気前がいいのか、気味が悪い。タダほど怖いものはなし。まっ、お客さんの言い分もわからなくはねえが、手前のはこれ国連のお墨付きをいただいたテロだ。うまいはイカ墨、権威は国連お墨付き。国連のお墨付きってのはどこで見分けるかっていうと、ほら、これ、安保理の感謝の決議だ。決議っていっても、前文でちょいと効力は落ちるが、全会一致じゃなくてケチもついてるが、これは正真正銘の安保理決議だ。どうだい小沢のガマ先生、まいったかてな気分で政府はおおはしゃぎだ。

さて、しかもなお、この“テロ特”の油、遥か中東の国々をにらんで、オイル利権のためにブッシュがおっぱじめた戦争に過大な協力だ。法律違反に憲法違反、国を壊すか溶かすか過大なリスクで強力だ。

Kaiji1 さて、しからば、この“テロ特”の油、期限がきてもすぐ再開できるようにどういう風につくるかっていいますと、まずは感謝の国連決議。次いで、いろんな国に、感謝や賛辞や美辞麗句の雨霰を降り注いでもらいやしょう。そうこうしているうちに、テレビを使って「日本は孤立する」などとキャスタやコメントしゃべるひまそうなおっさんたちに喋らせる。そうやって四方八方を囲まれて、さぁ、追い込まれたのは民主の小沢ガマ先生。自民党国防族の子分、前なんとかって前代表もチョコマカ動き出す。「民意は延長だ」などと新聞テレビが騒ぎ出す。四方八方囲まれて中でもごちゃごちゃするからたまらない。そのうちタラーリタラリと民主の油汗が出てくる算段。

Kaiji2 その流しましたつ油汗をば下の金網からぐぐっとすき取り集めまして、三七は二十と一日の間、柳の小枝をもちまして、トロリ、トロリ、トローリとよく煮炊きしめ、消費税やら所得税、首切り自由に家族団らん法、増税増税、切捨て御免の妙薬をばあわせまして、よく練って練って練りぬいて造ったのが、これこの“テロ特”の油、無償のガソリンスタンドのガソリンでございます。

しからば、“テロ特”の油の膏薬、何に効くかいうなれば、まずはアメリカ様の中東でのテロに効く、パキスタンの軍事政権の民衆弾圧に効く、アフガニスタンの人権侵害、民衆殺戮に効く、なによりブッシュの機嫌がよくなるという効能がある。こいつぁ、大きな声では言えないが、法律などというお堅い作文には、アフガンがどうのこうのと書かれているが、アメリカ様はお隣ご近所のイラクでもたいへんな殺戮、ご苦労をなされているじゃありませんか。

Ilaku そこで手前のこの“テロ特”の油をイラク方面へ向かう戦艦や補給艦のお尻の穴に塗り込むというと、三分間たってピタリと治る。ピンピンしてイラクへ自由がどうのこうのの爆弾落としに向かっていける。まだある。

Ilaku3 10000ガロンをただでくれても。たったの2000ガロンでしたって報告することもできる。遠いインド洋だ。機密だ軍事だ、国会にも黙ってろ。アメリカ様のためなら、どこまでも。地獄の底までついていく。大和魂なめんじゃねぇ、今度ばかりは負ける戦争しないぜ勝ち組だ。

えー、どうだい、お立会い。
こんなに効く“テロ特”の油だけれども、
残念ながら効かねえものが四つあるよ。まずは恋の病と浮気の虫。あとの二つが禿と白髪に効かねえよ。

おい、油屋。お前さんが効かねえものなんか並べちゃって、もう“テロ特”の油の効能つうのは終りになったんじゃねえかと思っている方がおりますけれども、そうではござりませぬ。も一つ大事なものが残っております。

Kenpo060503 “テロ特”の油は憲法の切味を止める。ゆくゆくは息の根止める。

取り出したるは夏なほ寒き氷のヤイバ。この刀を、国のカタチを決める憲法といたしやしょう。悪い官僚や権力者、国民主権がうっとうしくてしょうがない輩がこの紙といたしやす。一枚の紙が二枚、二枚の紙が四枚、四枚の紙が八枚、八枚の紙が十六枚、十六枚が三十と二枚。三十二枚が六十四枚。六十四枚が一束と二十八枚ほれこの通り、ふっとちらせば比良の暮雪は雪降りのすがた。

どうだ、お立会い。こんなに切れる天下の名刀、国家政府に対する命令である憲法も、一たびこの“テロ特”の油をつける時はたちまち切味が止る。塗ってご覧に入れる。あーら、塗ったからたまらない。刃物の切れ味ピタリと止まった。
わが二の腕をば切ってご覧入れる。ハイッ。打って切れない、叩いて切れない。押して切れない。引いても切れない。

この刀についておりまする“テロ特”の油。この紙をもちましてきれいに拭きとるならば、憲法の切れ味がまた元に戻ってしまいます。

さあて、お立会い。お立会いの中には、この“テロ特”の油って、タダだというが金はどこから出てるんだと不思議に思う方もいらっしゃりましょう。そこは、あなた、男度胸で女は愛嬌、お坊さんお経で山じゃ鶯ホウホケキョウ。富士山の天辺から真っ逆様にドカンと飛び下りたと思って、全国民と将来の国民からむしりとる税金注ぎ込み、永遠タダでアメリカ様に貢献し続けるのよ。さあ、バカらしいと思ったら止めさせましょう。憲法無視して、政府のやりたい放題。首絞められるのは国民だ。恐ろしいと思ったら、自民党さんにはサヨナラバイバイ、サイナラサイナラだ。

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