宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

アベたちの失敗

2doji98懐かしい森田童子の歌でも聴きながら、おぞましい現実を、失敗の連鎖を眺め回してみる。

北朝鮮の核査察も行ったIAEA国際原子力機関)が、柏崎刈谷原発の調査を行うことになった。

7月16日に地震、そして原発から火災。
アベ最高権力者様ご一行は、当日現地入りし、東電から「変圧器の安全装置は働いています」と報告され、「それは安心しました」と答え、4分で現場を去っている。
その後に、放射能を含んだ水漏れ事故や、様々な情報がダラダラと小出しにされ、震災の酷さが明らかになっていく。世界最大の原発が、活断層の上にあるなどは信じられないことであり、情報隠蔽は万死に値する。
IAEAの事務局長は18日訪問先のマレーシアで、日本の原子力安全・保安院の事故調査に「参加する用意がある」と述べた。それを受けて日本政府は、「いまは忙しいから、受け入れできない」とIAEAに「調査団受け入れを当分見送る」意向を告げ逃げた。情報隠蔽のための時間稼ぎと疑われても仕方ない。

21日には、新潟県知事が調査を受け入れるべきだと発言し、22日に文書で政府に申し入れた。
本日23日、シオザキ官房長官IAEAの調査受け入れを表明し、経済産業省原子力安全・保安院が新潟に飛んで知事にその旨報告した。

おそらく、柏崎刈谷原発が再び稼動することはないだろう。

16日から1週間の間に露呈したことは、政府の危機管理能力の低さとアベシンゾーの無邪気な最高権力者ぶりである。そうして、看過できない隠蔽体質である。大多数の命に関ることであり、この体質は重度の犯罪である。

「政治とカネ」の問題を解決する気も、なんでそんなことをそこまで問題視するのか、アベ政権はわかっていない。

死んじまった松岡大臣も「法の手続き通り処理している」と言い逃れをしていた。後任の赤城も同じ言い逃れ、ついては内閣のスポークスマンであるシオザキ官房長官までである。
言い逃れの論拠になっている「法」に問題があることを、有権者は気付くにきまっている。そうしてその法は、アベシンゾーの好きな多数による「強行採決」で作られたものである。
そのような言い逃れを聞かされ続けると、行き着く先は「こいつらがこのように多数であることは…」という思いを抱かざるえない。
参院選に関する世論調査では、自民党を支持する人々も、野党が伸びることを期待している。
衆院の多数状況は、アベシンゾーが作ったのではなく、小泉グループのB層対策が作り出した。その遺産で、好き勝手やってきたアベは、その遺産を自ら食いつくし溶解する。
年金問題で、あまりにも大失態を演じた責任政党・自民党。しかし、時間が経過し、その逆風が少し収まっても、赤城やシオザキがカネの問題で逆風を終わらしてくれない。これは自民党の体質そのものに対する逆風である。
庶民が暮らしに将来に不安を抱いている中で、税金を自分勝手に使う特権を持っている(と思っている)人間を許すわけがない。公務員叩きでその怒りの矛先を誘導しようとしているが、公務員はまだ仕事をしている。貴様らはなんだ。人々が生き辛くなる社会を作り出しておきながら、と怒りの誘導は失敗し、自らに返ってくる。

究極のミスキャスト

元女子アナや、元ヤンキー先生など、票目当てで有名人を擁立したが、完全にミスキャストである。ヤンキー先生だって当初は社会のおかしな常識や差別に抗い、子どもたちと真っ向から向き合う先生のイメージだったんだろう。それが、権力におもねる、あまりにも小さいヤカラだということを露呈してしまっては、作られたイメージは木っ端微塵になる。
20070720選挙権を有していなかったことを、完全に忘れていられるほど能天気なおばかさんが、なにゆえに被選挙権を行使しようなどと思ったのか。これは小泉グループがB層対策で大勝利した、郵政選挙をいまだ引きずり、自らもそのステージに立てると信じた(アベ自民党もそう思った)ことのあわれな結果である。私は、立候補を今すぐ辞退すべきだと思うし、政党もそのように処理すべきであると思う。比例で公明党を応援するような自民党は政党の体を成しておらず、この問題にも政党として対処できないまま、放置するしかない。
おぞましい写真を掲げてしまったが、小泉チルドレンである元官僚のキショイおばさんは、泣けば許してもらえると号泣する元女子アナを抱きながら、「こういう人間味のある人だから! どうぞよろしく!」と絶叫したという。私は、現在の病理をあらわすいい写真だと思っている。(キショイけどね)
君たちの人間味で、殺される庶民はたまったものではない。

Inoti

今週の日曜日には、参院選の結果が出る。各々方、ゆめゆめ油断召せるな。
ここで叩いておかないと、自民党公明党は、この国にファシズム体制を完成する。
衆院の三分の二を占めているというのは、大変なことである。
強行採決」三昧を成果としてアベは本気で誇っているのである。

--------

下記ブログランキングに参加しています。

多くの方に伝えるために協力してください。
お手数で恐縮ですが、
二つのバナー、クリックをよろしくお願いします。

現在「政治ランキング」60位

現在「ニュース・一般/政治」「人間・哲学/沖縄」4部門とも1位

----------

トラックバックしています。弊ブログの左サイドバーにも紹介しています。それぞれのエントリーもお読みください。