宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

TSUNAMI

自衛隊投入のNEWSから、どれほどたったのか。あらゆることが怒涛のように押し寄せて、消えていったような感覚をおぼえるが、消えてはいない“始まった”のだ。始まったというのもナイーブすぎるだろう。すでに始まっていたし、その徴候はいたるところにみえていたのだから。

5月19日・20日の両日、ジュゴンネットワーク沖縄やジュゴン保護基金委員会のメンバーが調査水域を潜水し、機器の設置状況や周辺を確認した。以下、写真は東恩納琢磨氏提供。

写真は転載可です。転載する場合は【提供:東恩納琢磨】とクレジットしてください。

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調査機器の鉄筋が、サンゴを貫いて破壊しているのがわかる。


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ジュゴンは、リーフの内側にある餌場(海草藻場)を目指して、リーフの切れ目である“クチ”から入ってくると推測されている。そのクチの真ん前で、ジュゴンを威嚇するようにカメラが備え付けられている。

これは“始まり”にしか過ぎない。
津波はまだ来ていない
環境アセス法迂回、自衛隊投入、環境破壊、国会での強行採決三昧、新基地建設、自衛隊再編…
このあからさまな横暴、それに対するマスコミの反応の鈍さ、どうしようもない無関心、…あきらかな“徴候”が示す明日ではない、明日をつくりださなければ

おそらく名護市民のおおぜいにも、辺野古海域で起こっていることは、テレビや新聞のニュースでしかない。反対の意思を有しながら、発言できなくなり動けなくなり、いつしかテレビで眺めるように現状を憂える。

それはテレビ画面の中の出来事ではない。

ある朝、カフカのKやグレーゴルのように、ドアを叩かれ、連行され、遺棄される。それは悪夢ですらない、現実である。