宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

賢い地域人と愚かな海兵隊

仕事で調べ物があって、先週から時々ヤンバルの役場を回っている。
11年前に総合計画策定のお手伝いをした村では、アポもとらずお伺いしたのに懐かしい職員の方々とも邂逅でき、いろいろなお話ができた。
総合計画を作っていた当時、村づくりの構想をまとめるために各字で村民の方々にヒアリングさせていただいた。その場で「自然の豊かさを取り戻したい」「土地改良等で山がやせて川が枯れた」などのお話を大勢の方々からお聞きした。アンケート調査や諸々を行いながら、村民の多数意思の中から「開発型から共生・交流型への転換」というコンセプトが抽出できた。
その村は現在では、職員や村民の方々の努力で、エコツーリズムや農業体験のグリーンツーリズムなどで注目されている。
今日お会いできた職員の方や区長さんたちは、これからのことについて

「(自然を)使うだけではなく守る」

ことを考えなければならないとお話されていた。
おそらくヤンバルの観光振興は、そのようなWISEUSE(賢い利用)抜きでは考えられないだろう。目の前の大きな問題だ。


持続的な地域社会のありかたを、模索し実践している地域の人々がいる。
当然ながら、地域社会で生きていくことはいろいろあり、思ったとおりに一筋縄ではいかない。でも、そのような時代を、社会を生きながら、あるべき姿を目指して努力する人々がいる。私はとても心強く、うれしく思った。

まぁ、役場によっては、妙に情報を出し渋る職員とかいろいろいて、「個人情報でもない公共的統計情報は公共財であって、君が秘匿する権利はない!」 と文句垂れたくなるときもあるが、まぁアポもとらず押しかけた私のほうも失礼千万なのだから、平身低頭で無事に穏当な一日を過ごしてきました:)

自然を守ろうと考える地域の人々がいると思えば、「良き隣人」は沖縄の森林を爆破しながら記念撮影している。

020118esb_1左の写真は、在日海兵隊のホームページにあった在沖海兵隊の記念撮影の写真。

数ヶ月前に、妙な写真だと思いパソコンにダウンロードしていた。

現在では、当該のホームページから画像だけ消えているが、内容は

Engineering support battalion recognized with Marine Corps Engineer Association Award in December
Sgt. S.L. Standifird

The Marines of 9th ESB, 3rd FSSG, were awarded the Marine Corps Engineer Association Award for best engineer support battalion. The award recognized the battalion for its sustained efforts in various projects throughout the Pacific. According to Lt. Col. Brian J. Hearnsberger, battalion commander, the award shows the quality of the Marines working within the battalion.

12月に海兵隊Engineer協会賞で認められるエンジニアリングサポート大隊
軍曹S.L.Standifird

第9ESB (第3FSSG)の海兵隊員は、最高のエンジニア支持大隊のために海兵隊Engineer協会賞を与えられました。賞は、太平洋中でいろいろなプロジェク トでその継続された努力のために大隊を認めました。ブライアンJ. Hearnsberger中佐(大隊指揮官)によると、賞は大隊内で働いている海兵隊員の質を示します。

ESB=エンジニアサポート大隊
FSSG=役務サポート群

とある。
海兵隊内部の受賞記念の記事のようだが、この写真はその受賞記念で撮ったのだろうか。場所はキャンプハンセン(セントラルトレーニングエリア)のようだが、後ろで爆発している炎はなんなんだろう。
勇ましい写真のつもりなのだろうが、痛ましく腹立たしい写真である。

自然の賢い利用を模索・実践する地域人と、自然を無闇に破壊する愚かな海兵隊。とても対照的な存在である。