宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

地元の意見

本日の沖縄タイムス夕刊、首相「V字案基本」/「普天間」の記事によると、安倍首相と防衛相・沖縄担当相・外相官房長官が、国会内で雁首そろえて話し合い、

政府の統一見解として「政府案(V字案)を基本として地元の意見をよく聞きながら調整していく」との方針を確認

したとのことである。ご苦労なこってす。

地元の意見。

名護市では、世論調査では大多数が反対しているが、選挙で選ばれる代表は、違う意見を有している。そんなこんなで、もう10年も経過しようとしている。

政府が聞くとする「地元の意見」は、首長に集約される。政府にとって首長の意見が地元の意見である。

私の知っている名護市の幹部は、この基地建設を「大型公共事業」と言って憚らなかった。しからば事業で喪失する公共性の大きさを図ることで、立地・ 誘致に無理があることに気づいてもらおうと思ったが、「自然か人か」という屁理屈を言い出す。この場合の人は、大型公共事業で地域振興を進め束の間の経済 活性化によって生きようとする人のことであり、良好な自然環境・生活環境を失い内なる自然をも破壊し塗炭の苦しみを味わう人のことではない。しかし、人は その両者でありうる。

押し付けられ、出口をふさがれ、恫喝される中で、人々の意識は揺れ動き続ける。長い年月の間には、言葉にできない慟哭の夜もある。心震える希望を手探りする朝もある。

押し付けている人々に、「地元の意見」をよく聞く事はできないだろう。

Nagasimanite 写真は、辺野古崎の先に浮かぶ灯台の島・長島にて。
95年に生まれた我が娘と96年に生まれた我が息子。
97年の市民投票時の私は、この子たちに新たな米軍基地を渡すわけにはいかないという一念であった。
あれから10年も経つ。
あきらめ悪く、しつこい日本政府だ。
ストーカー規制法で告発すれば禁止命令出ないかな:)