宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

そっちの措置かぁ

昨日は、一日中雨。壁塗りの予定を変更して、いろいろ所用を段取りしなおして、有意義に一日を過ごした。

本日、那覇から名護への戻り道で、友人の紹介で知り合ったYさんから電話があり、「壁塗り少々経験あり手伝うよ」のありがたいお言葉をいただいた。超うれしい! 珪藻土のパッケージには簡単お手軽みたいに書いてあるし、主婦風の女性が普段着で塗っている写真もあったりして、おバカな私は楽勝と思ってたけど、結構、大変なんだこれが。素人が均一に塗るどころの話じゃない。あぁ、神(じゃなく人だけどね)は我を見放してはいなかった:)

壁塗り経過は後日、またお伝えする。結構、面白いっすよ。
あぁ、ビフォーアフターの写真を撮っておくんだった。

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措置協議会が開かれて、昨日の夕刊から本日朝刊に報道されている

官房長官「修正案提示ない」 第3回普天間移設協琉球新報
3年内閉鎖「無理」/防衛省の首脳明言沖縄タイムス

結局、非公式の懇談会で、ブヒっと修正案について話したみたい。
しかし、不思議だよな。位置については「基本合意」したんじゃなかったけ。

何をいまさら、「浅瀬案」に近づける修正でごちゃごちゃ、ネゴシェ-ターを気取っているのか。防衛と名護市の合意書をみても、ブヒ氏のコメントを読んでも、私には理解できない。

基本合意についての市長コメント名護市役所)
普天間飛行場代替施設の建設に係る基本合意書防衛省

そんなに浅瀬を埋め立てることに固執するのは、なんか、物凄い利権でも動いているのだろうか。合意に関する市長コメントでは、

防衛庁が提案した内容は、これまで名護市及び宜野座村の要求にある民間地区の上空を飛行しないということが示されたことにより、別紙の基本合意書を交わすことといたしました。

と言うことで、ブヒ字案に合意したんだから、米軍は《双方向で飛行する》《上空を飛ばないわけがない》などの、確かな根拠ある懸念があっても、《そんなことはない》と防衛庁が示したことで理解した市長さんとしては、いちいち位置をいちくる理由はないんじゃない。

「できるだけ集落から遠くに」という理由のようだが、だったらその旨主張して、基本合意なんかするんじゃないよって、感じっすよね:)

基本合意に至る話し合いでいろいろあったのは、守屋次官の当時の発言(末尾記事参照)からもわかるけど、それらを話し合った上で、基本合意したのだから、県知事という後ろ盾を得て虚勢を張っても迫力は微塵もない。欲の皮突っ張ると、人相変わるよ:)

まっ、いずれにしても、「議事録に残さなければ意味がない」と断言しちゃったブヒ市長が、一夜明ければ官房長官も「提案はなかった」と言ってのける程度の非公式の場で溜飲を下げさせられた、かわいそうな儀式でありました。

措置には、「物事をそのままに打ち捨てておくこと」という意味もあったけど、ブヒ氏に対してはそっちかぁという感じがした、今日この頃です。ごくろうさまでした。

防衛省は本気なんだから、こっちも本気で向き合わなきゃな。でもねぇ、守屋さん、これはベターな選択ではないでしょう。

米軍が欲しているのは、24時間空港で、オスプレイを想定した滑走路延長を有して、理由も明かせない広大な敷地と海域に面することを必要とする、軍事空港なんでしょう。生活領域に近すぎるよ。少しばかり動かしたからって、何の解決にもならない。

別の場所を探すべきだと思う。

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名護市の言い分がとてもよくわかる、昨年の記事です。参考にしてください。

2006年3月28日(火) 朝刊2面(沖縄タイムス)

沿岸案修正 名護市主張に反論/守屋次官 立場の違い強調

防 衛庁の守屋武昌事務次官は二十七日の定例会見で、米軍普天間飛行場名護市キャンプ・シュワブ沿岸部への移設案をめぐる名護市と政府の協議内容を明らかに した。名護市が滑走路を海寄りに四百メートル以上移動するよう要望する際、「そこ(移動先の海中)には藻場がないに等しい」「ジュゴンは何十年も見たこと がない」などと述べたと指摘。「地元は『海は埋め立ててもらっていい』と言うが、私たちは環境団体(の抗議行動)と向き合って建物(飛行場)を造らなけれ ばいけない」と立場の違いを強調した。

守屋次官は、今週中に予定されている協議で合意を得る可能性については「誠心誠意、地元との話を精力的に続けるが、いつまでも続けていいというものではない」と述べ、早期に結論を得る必要性を強調した。

沿岸案について、守屋次官は「国内の飛行場の設置条件を踏まえ、航空機の騒音基準もクリアしていると(名護市との協議の場で)何度も話した」と説明。

その上で「名護市側が今まで飛行場がないところに持ってくるのだから、すでにあるところと同じに考えてもらっては困る」と述べたとし、騒音や危険性について認識が食い違っていたことを明らかにした。

シュワブ沿岸の辺野古浅瀬にジュゴンが生息していることにも言及。
「国の調査で生息が確認されているが、地元は『何十年も見たことがない』と言っている。『そういうところに(滑走路を)持っていくのが何の不都合があるのか』という主張だ」とした。