宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

プチ憂鬱

今日のタイムス朝刊2面の見出し

再編交付金 移設完成時に最大拠出
防衛庁事業停滞で凍結

防衛庁が準備している「米軍再編関連法案」(来年2月国会提出予定)についてのマスコミへの説明があったのだろう、その概要についての記事である。

「再編交付金」なる税金の振る舞い(いわゆる出来高払いのアメ)が制度化される。下記のように段階的に拠出する予定で、代替施設等の完成時が最高になるらしい。

  1. 自治体の受け入れ表明
  2. 環境影響評価の実施段階
  3. 基地の着工
  4. 完成

これでいうと、現段階は1に相当し、「北部振興策」は交付金の前倒しに該当するのだろうか。おそらく「北部振興策は再編交付金には該当しない、別途金よこせ」の水面下での市と国のやりとりが行われていくのだろう。(追記:友人が知らせてくれた毎日新聞記事で、北部振興に再編交付金上乗せの報道があったのを忘れてた。手厚いことで。)

琉球新報の記事によると、名護市ブヒ市長は出来高払いのこの制度を容認している。「県土の均衡ある発展を目的とした従来の振興策は基地とリンクしない」なんて建前をいくら言っても継続される北部振興策はリンクしているのである。それを政府とともに進めているのが自らなんだということを自覚できていないのだとしたら、よほど頭がブヒッとしている。

基地と振興策」は幾重にも名護市を沖縄を蝕み続ける。これから起こるであろう、基地建設に対する反対派の抵抗とそれを阻止/妨害する戦線に自治体や保守勢力の沖縄の人間が加わる事態をわたしは見たくない。

考えれば考えるほど、憂鬱は深くなる。政府の沖縄統治のありかたは酷く、沖縄の「現実主義」はあまりにも醜い。

あぁ、今日は洗濯に精を出そう。何も考えず、掃除に根をつめよう。そうして、ショスタコーヴィッチの交響曲第5番でも大音量で聴こう。愛する子どもたちがいるからわたしは生きて仕事しようと思える。

洗濯するには天気があまりよくない。ぼんやりと曇り空を眺めながら、プチ憂鬱が風に吹かれて静まるのを待つ。そんな土曜日もあるわね。ヘヘ :)