宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

議会の荷物

 4年間いろいろ活動させてもらった市議会におきっぱなしだった私物は、ダンボール三箱と布袋ひとつに収まった。事務局長や職員に挨拶し、荷物を台車に積んで市議会を後にした。

 予算決算の執拗なチェックや、エクセルを駆使してオタクのように名護市の財政分析を行ったことも、全部、選挙によって得られた立場があればこそだったな、と、いまさらながらに思う。

 夕方からは、解散することになる会派・市民党の四人で集まり、少しユンタクする。3人がこれからは市井にある。先輩は名護を離れるようだが、残る若者(?)二人は、市民としてどのような活動ができるかに談論風発する。

 市議会という場は、最終的には多数決で物事が決せられる。若者二人は市議会議員として議論を真に深めることはできなかったのではないかと考えている。回りの仲間や広範な人びとを巻き込みながら市民の立場で、市政および議会をチェックしていくことで、議会内ではやれなかったことができるのではないか。それが名護市を良くして行くことにつながるのではないか。そんなことを話し合った。私は「ぶりでぃ」の構想について話し、内容をともにつくりだしていこうと声をかける。呼応しあう感性が動く。

 何ができるか、これから生活の糧を得ることに追われるだろう私にそのような余裕があるか、なにも大言壮語はできないが、志を虚しくせず、まっすぐに前を向いて歩き続けたい。

 辺野古では、とうとう逮捕者が出た。5月の閣議決定にみる、政府の意思は貫徹される。沖縄はどうなる。私たちはどこまでいたぶられなければならないのか。

 あぁ、個人的な諸問題を前にして途方に暮れている私は、そのような沖縄への、私たちへの想像力さえ枯渇しようとしている。県議選への出馬を促す人もいるが、私は何も考えることができなくなっている。

 いずれにしても、ここから始める。ここから立ち上がり、ここから歩き出す。