宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

ターウィビーサ

 さぶい。
 雨も降るし、風もあるし、散々である。宮里藍のスコアも凍えている。
 この時期の寒さのことを、ターウィビーサ(田植え寒さ)というらしい。羽地在の先輩議員から聞いた。羽地は田んぼが多くあったから、そんな言葉があるのだろうと思っていたら、義父と義母もよく知っているという。子どもの頃に、腰以上もある深い田(深田)でやった冷たさは今でも忘れないという。そういえば、私の実家のある地域は熱田原(あったばる)という地名で、小学校1年のときに十字路近くの貸家から引っ越したときは、周りは田んぼとサトウキビ畑と人家が数軒しかなかった。現在は団地やアパートも建ち、数百世帯が住まう地域である。失われていく風景の中で、ターウィビーサという言葉が雨に濡れ風に晒され、しょんぼりと立っている。
 議員や職員と酒を飲みながら、「旧暦特区」をつくろうと馬鹿話をし笑っている。このさぶさは、そんな笑いでは暖かくならない。