宮城康博blog

沖縄・自治・徒然…Ten Thousand Light-Years from Home

中心市街地の整備

 名護市の「土地利用基本計画」策定が進行中です。学識経験者と市会議員、自治会代表、住民代表などで構成される策定委員会が組織され、いろいろ話し合いをしているようです。過日、検討されている資料を見る機会があったので、ぱらぱら眺めていたのですが、中心市街地の整備構想の中には「おいおい本当にするのか」という内容の計画があります。このような大事な話が、まともな検証もされず、構想と位置づけられていくことに恐ろしささえ感じました。

 「中心市街地における定住人口の確保を図るため、現在の市場周辺地区において、市営住宅等を整備するとともに、住環境整備に伴う集合住宅や日常生活支援施設等を合築した施設を整備する」(市営住宅等整備)
 「まちなかにおける新たな雇用創出や、それに伴う中心市街地の賑わいを創出するためにオフィスを中心とした複合ビルを現在の商工会の敷地において整備する」(複合ビル整備)

 市営住宅の整備を行うとしている市場周辺地区は、周辺に民間アパートや新築の集合住宅などがあります。民需の圧迫になるのではないかということが検討された痕跡はありません。老朽化した市場を取り壊すことになるのですが、その市場の中に以前から入居していた食品製造販売会社が最近占有面積を拡大し工場まで入居しています。おそらく、この業者は建替えのための退去で補償され、新築の施設に優先的に入居するのでしょう。この会社は、前市長の経営(現在は奥さんが社長のようです)です。
 複合ビルは商工会の敷地において整備することになっていますが、商工会の老朽化したビルの建替えのために税金を注ぎ込むことになるのではないでしょうか。計画詳細を調べなければなんとも言い難いのですが、あまりにも、あまりにものお話であります。名護市はいったいどういう街なんだろう。

 そんなこんなを思いながら、昨晩は某新聞社の記者さんたちと酒席を共にしていました。途中から参加した市職員相手に「中心市街地の整備構想」の議論を始めて、結局、悪酔いする羽目になりました。酒席での勢い余った乱暴な議論には反省頻りですが、やっぱりこのような行政の開発行為は納得しかねます。しっかりと調査し、問題点を整理、指摘し改善させていきたいと思っています。
 今日は、商工会長が代表を務める例の移設促進大会が開かれています。