みやぎブログ

演劇・戯れ・政治

浜下り外伝(digest3/2)

始原(1854)の人物は、ウィリアムボード事件と1855年に琉球那覇を訪れたハーバーシャムが著書に書き記したエピソードと挿絵*1にインスパイアされた女と、琉球処分へと至る日本の近代の始まりを生きる若き薩摩藩士の男である。

*1:“MY LAST CRUISE”Herbersham, A.W.1857

They are alarmed at our approach.われわれが市場に入ると大混乱。ほとんどの者は品物を残し逃げた。豚を担ぎ上げ逃げる男もいた。ただひとり、背の高い、均整のとれた女性だけが、平然と威厳を保ち立ち去った。画像参照

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